移転先は仕事場的 | 結月美妃の“あれアレこれコレ”

移転先は仕事場的

 結月でございます。

 

 今日から京都。栃木まで生後10か月のシャンシャンを迎えに行って、高速道路で京都の実家へ。

 

 移転したから早く仕事したくて気持ちが高まりつつも、シャンシャンを預けなきゃいけない事情があるから、非生産的だけど数日は仕方がない。

 

 移転先探しなど9月からまともに仕事してない感じで、焦燥感があるっていうか、とにかく非生産的な日々が続きすぎて、居ても立っても居られない気分。

 

 19日の早朝には東京に戻ってくる。ああ、19日!? もう10月も終わりってこと!?

 

 これまた焦燥感。

 

 今年一年、何やってたんだろ?という喪失感があるわたしの2017年。いやいや、シャンシャンが生まれたじゃないか、これはとてつもなく大きなことで、逆にその出来事が自分に新しすぎて、そして常に現座進行形で成長しているから「何かやった」という能動的なリアルがない。

 

 そりゃそうか。産んだのはわたしじゃないし、シャンシャンは乳児だと言っても自分とは異なる人格を持つひとりの人間であって、わたしの行動ではないのだから。

 

 やっぱ、今年は何もやってないってことに尽きるのかな。

 

 さて、移転先はまだ全部片付いていない。とはいえ、スマホにつないでPCが使えるようになり、銀座のときより仕事がはかどりそうな気がする。

 

 それは銀座が一応店舗としての存在だったのが、今度は自分の仕事場って感じがするからだろう。

 

 調度品も必要最低限にシェイプアップしたし、本は全部自宅に持ち帰り、要らないものはかなり処分し、大量のごみ袋に換えた。

 

 できるだけ必要なものしか置かないようにするという方向性で、仕事場。

 

 なんて言っても、バイオリンも着物も物販はやるけどね。

 

 レッスンも変わりなくという具合で。

 

 しかし、仕事場って感じになると、鍋がしたくなった。

 

 新しい場所は、みんなで鍋しようよって雰囲気があると自分は感じた。アメ横まで歩いて行けるらしいし、カセットコンロは誰か持っているだろうから、鍋がしたい。

 

 と、場所が変わって、仕事のやり方も変わるんだろうな。

 

 結美堂の通販サイトも閉鎖して、BASEのほうに移転しようと思ってる。

 

 この数年でEC環境もすごく変わって、自前の通販サイトがあまり意味なくなって、むしろすぐれたプラットフォームのほうが使いやすいし、目につきやすいし、手数料が安い。

 

 サービスがどんどんスリム化して、要領よくなってきている。無駄なものが急速になくなっているというのが、ネット時代の本質だと思う。

 

 ホント、通販サイトを作ったときは、BASEみたいなものってなかったもん。

 

 一方ではメルカリみたいなものが一気にメジャーになったり、すごい世の中だよ。

 

 物販の形式がたった数年でガラリと変わった。あとは情報をどこから、どのようなものを手に入れるかというかたちも著しく変わった。それは紙からネットということでなく、ネットの中ですごく変わった。

 

 ネットの中でこんなに変わったんだから、紙なんてもうほとんど意味をなしてない。

 

 そう考えたら、銀座を出るのは遅すぎたくらいで、まだ数日のアキバはとても過ごしやすい、というか楽、さらに身軽。

 

 言ってみれば、銀座はリッター3キロしか走らない年代物の高級クラシックカーみたいなもので、移転してそれがアクアとかヴィッツになったって感じ。

 

 今までどんなにハンドル重くて、燃費悪いクルマに乗ってたんだよっていう感覚で、今はパワステで低燃費が当たり前でしょ。

 

 さて、宣伝カーが騒がしいと思ったら、選挙だった。

 

 選挙には行かないことにしているわたしは自宅のポストに投票用紙が届いているのを今さらながらに見つけ、そのまま破って捨てた。

 

 わたしのところに投票用紙を送るのは切手代が無駄だからやめてほしい。

 

 あとさ、行かないわたしが言うのもなんだけど、紙を送り付けて、紙に記入して、その紙を人間が数えて集計するって超絶要領が悪いから、全部ネット化すればいいのにね。

 

 ネットが使えないジジイ&ババアだけ投票所に足を運ばせてさ。

 

 ただでさえ、選挙って金がかかる民主主義なんだから、できるだけコストダウンすべきだよ。

 

 わたしは民主主義なんていいと思ってなくて、とても優秀なひとが独裁で勝手にやってくれるのがいいと思う。

 

 でも、人間は感情で変な方向へ行くので、できればAIを進化させて、政治の決定はAIにやってもらいたい。AIこそしがらみがないんで。

 

 しかし、今の東京都知事って、ずっとクソな女だと思ってたけど、あんな女に都知事をやらせるほど投票するひとがいるってんだから、やっぱ民主主義はくだらない。

 

 そして今になって、緑のたぬきとか言い出して、そんなの気づくの遅すぎるんだって。

 

 わたしは安倍晋三のことが大嫌いだけど、あいつは多分、友達として付き合うんだったら超いい奴なんだと思う。

 

 しかし、小池っていうのは友達にもしたくない。

 

 よくあんなのにフィーバーなんてするよね。だから、民主主義はどうってことないんだって。

 

 殊に選挙になると、立候補者の演説に多くのひとが集まったり、テレビでも騒がれたりするけど、みんな暇なんだと思うよ。

 

 国民の一票なんてどうせ大した力もないのに有権者面して国政に関わったつもりでいるのだから。

 

 政治なんてなるようにしかならない。

 

 政治家をやりたいっていう趣味の悪い人が出て、それを投票で選んで、でも選んだときと言ってることが変わっちゃうのが政治なんだから、なるようにしかならない。

 

 それに選挙に行って、投票用紙に会ったこともないひとの名前をわざわざ書きに行って、自分が政治的な場に直接関することなんてないんだから、やっぱり無駄だと思うよ。

 

 北朝鮮のミサイルなんて典型で、わたしはあんなもん、日本に飛んでくるわけがないと思ってるから気にならなし、飛んできたとしても金正恩に、

 

 「ちょっとやめてほしいんッスけど」

 

 なんて言える要職にもないわけで、どーにもならない。

 

 そんなの、台風が来た時に台風に向かって、

 

 「ちょっと来ないでほしいんッスけど」

 

 と言うのにほぼ近い。

 

 自分の力でどーにもならんことはどーにもならん。

 

 どーにもならんことに床屋談義する暇があったら、自分のことをやる。

 

 当事者でもないのにそれで飯食う評論家とかコメンテーターって最低な種族だと思うけど、ああいう種族の真似しちゃいかんよ。

 

 さて、都知事って仕事しなくていいのが仕事なんだなって、改めてわかりました。

 

 そりゃ、都知事にはなりたいって思うよね。