松屋よりすき家、わたし的、日本女性
結月です。
移転したものの荷物の片づけに追われて、この周辺を散策できず、このあたりに何があるかはほとんど把握してません。
最寄り駅としては、「仲御徒町」、もしくは「秋葉原」。さらに「上野仲御徒町」、「上野広小路」、「御徒町」からも来れるみたいですが、わたしは使ったことがないので地図情報です。
しかしながら、昭和通りを歩いていると、B級なグルメがたくさんありそうで、今日は朝からどういうわけか牛丼が食べたかったので、駅に近い「松屋」にピットイン。
この近くには「二八そば」のそば屋もあって、そちらとちょっと迷いつつ、初心の牛丼へ。
とはいえ、わたしは松屋よりすき家が好きなんです。銀座のときは吉野家しかなかった。でも、テイストはすき家がいいと思う。
そう思いつつ、松屋には今までほとんど足を運んでおらず、今日改めて松屋に行ったら、わたし的にはいまいちで、
「やっぱ、すき家だよね」
なんて言いつつ、紅ショウガをこよなく愛するわたしとしては、吉野家のものがベストだと思う。
そして、すき家はちょっと酸っぱさが強くてイマイチだと思ってる。そう考えると、紅ショウガに関しては松屋は次善ということか。
あと、松屋の食券機は実にわかりにくい。早朝で客がいなかったから悠々と理解することができたけど、あれが昼の混んでいる時間ならわたしの背後からは「早くしろ」想念が押し寄せていたと思う。
と、今日も朝からNEW結美堂へ来て、片づけをしなくちゃ。
しかし、引っ越しって何がヤバいかって、ある程度片付いて、散らかっているけどとりあえずのことはできるところにきたら、
「もういいか」
という気分がじわじわと出てきて、片づけを怠り始めること。
最初の足の踏み場もない状況のときは、どこから手を付けるか絶望しつつも、
「やるっきゃない!」
と、せっせとやる。
ところが、中盤を超えたくらいからスピードが落ちてくる。
また荷物は大きなものから片づけるから、終盤は細かい物が多く、これの収納をどうするか考えるのが結構メンドー。
これは自動車の運転が高速道路のようにブッ飛ばせるほうが楽で、住宅地の道が狭いこまごましたところを徐行するほうが大変なのに似ている。
そう言えば、昨日、近所のスーパー西友へキャットフードとネコ砂を買いに行った。
明日から京都に行くので、いつもお願いしているキャットシッターさんにうちの猫を面倒看てもらうのに、キャットフードとネコ砂がちょっと残り少なめなことに気づいたから。
運転免許を取る前はチャリで行っていた西友も今はクルマで行ってる。なぜなら、ネコ砂とキャットフードはかなりの大きさで、チャリでは悪戦苦闘走行をしなくてはならず危ないから。
クルマだと悠々と運べて、クルマって便利。そう言えば、今回の引っ越しもクルマがなかったらここまでの整理はできなかった。
西友にキャットフードを買いに行くのに愛車メルセデス・ベンツの2.5リッターV6エンジンを始動させる。
でもよー スーパーにキャットフードを買いに行くのにV6エンジンって大げさっていうか、なんかメンドクセーなって思う。
やっぱ、こういう近所の買い物には、軽自動車くらいがいいんだろうな…
とは言え、わたしは軽自動車の安全性能を信じてないので、個人的には乗らないけど。
そう言えば、一部の高速道路で来月から試験的に制限速度が10キロアップされて、110キロになるという。
それは今の自動車の性能が高くなったから、軽く100キロ以上は出るかららしい。
しかし、衝突した時の衝撃は、時速の三乗みたいで、たった10キロといっても、衝突時には大きな差が出るという。
ベンツ乗りたちが集まるFacebookでは、ベンツには別にカンケ―ねーけどって話があって、確かにドイツの速度無制限のアウトバーンで、時速200キロで普通に走っているクルマだったら110キロは確かにカンケ―ない。
わたしは心配性だから、自動車は燃費よりも絶対に安全性だと思ってる。
だから、アウトバーンで時速200キロで衝突してもできるだけ死なないように設計されているベンツにした。これはクルマに詳しい後輩のアドバイスと清水和夫さんのダイナミックセイフティテストを参考にして決めた。
ドイツ車だったら、なんでBMWにしなかったの?って何度か訊かれたけど、BMWはなんか自分のキャラに合わなくて、あまり興味がない。
でも、好きすぎるダイナミックセイフティテストを見ていると、BMWもすごくいいみたい。
ベンツ乗りが集まるFacebookでは、ベンツ乗りはBMWには乗らねーみたいな話も見かけたけど、世の中にはベンツとBMWを両方持っているひとも結構いるらしい。
それって、バイオリンでいうとストラディヴァリウスとガルネリ・デルジェスをダブルケースに入れて持っていたハイフェッツみたい。
ところでわたしは清水和夫さんのダイナミックセイフティテストが好きすぎてヤバいけど、清水さんのサイトではドライビングレッスンもしている。
特にビギナー編が好きで何度も見ている。
日本の女性って、クルマの運転が下手っていうイメージがあって、事実そうかもしれない。
でも、日本以外の国では、女性がクルマを運転することはアイデンティティにもなっていて、つまり自分で行きたいところに行けるステイタスなのかもしれない。
女は運転が下手って言われるのは、単に走行時間と走行距離が少ないだけなのだと思う。
それは日本女性があまり活動的でないという国民性のせいなんじゃないかな。
だって、日本の女って、アクティヴにどこかに自分で行くっていうより、お茶しておしゃべりみたいなそういう村的な習慣があるよね。
それはそれでいいけど、どんどん社会はアクティヴになっているし、オンナは家庭なんていう時代でもないし、もっと主体性で動いてもいいと思うんだよね。まあ、幼稚だよ、一口に言って日本のオンナは。幼稚です。
で、日本では女は運転が下手って、女のほうも刷り込まれているから、
「あたし、駄目… 運転…」
みたいなことになる。
違う違う、それは運転する時間が少ないから、単に慣れてないだけで能力がないわけじゃないから。
とは言っても、自動車教習所の教官がマジで心配するほど運転に適さない女もいるらしい。そういうのは例外として、普通に運転するくらいならできるよね。
これからやるつもりの結月サロンでも女のためのドライビングレッスンとか企画できたらいいなって思う。
それはただ運転の講習ではなく、運転して自分でアクティヴに生きていくっていうメンタルなところを最終的にやりたい。
そう。わたしは着付けとかバイオリンとかいろいろやってるけど、一貫して根っこはひとつしかないです。
それは受動的過ぎて、自分で決めきれない日本女性体質をぶっ壊して、もっと主体的に、クレバーに、クリエイティヴに生きていくメンタルを創りたいってこと。
自分で着物を着て、着物でもってオリジナルなキャラを作り、そのキャラで行動して自分を築き上げていく。
バイオリンは音楽だから、自分の音を創り出して、自分の音で自分の音楽をやる。正解に自分が合わせようとするのではなく、正解は自分で創るという体質にしたい。
結月サロンはその最たるもので、自分で正解を創って、それを共有できる仲間を広げ、互いに成長していく場。そして、それは社会へ働きかけることによって、自己満から脱し、自分の正解を社会に提案できるそういう女たちの場にしたいんだよね。
自分の頭で考えるという基本。「どうしたらいいんですか?」みたいな馬鹿なことは訊かずに、自分で正解を創ろうよ。そして、それが社会に共有できたらおもしろいよっていうこと。
いつまでも助手席に乗ってんなって。運転席に乗って、自分でハンドル回して、自分でアクセル踏めって。
そういうのが当たり前にできる日本女性を増やしたい。そういう気持ちがわたしがやっていることの根幹で、着物やバイオリンっていう事象は違えど、伝えたいことは同じなんだよ。
そういう気持ちは、古臭い亭主関白や今も残る封建的な雰囲気をぶっ壊せる。
それでいて女としても美的に磨かれていて、文化的にも奥行きがある、そんな日本女性を増やしたい。
とまあ、そんなことを考えつつ、明日から京都なので、サロンは京都から帰って、片づけを済ませてからやるよ。
最初は小さく、だんだん大きくしていこう。
可能性っていうのはね、無限大なんだよ。無限大にできないのは、それは自分の心がクソだからです。