1月11日は「鏡開き」。
鏡餅の丸い形が神様の宿る鏡、銅鏡に似ているところから鏡の象徴とされ、またその丸い形から家庭円満を象徴するものとして、昔から大切に扱われていました。
鏡開きは、江戸時代初めには1月20日に行っていました。
しかし、徳川家光の命日に当たるため、家光の死の翌年1652年から11日に行われるようになりました。
お供えした餅は神様が宿っているので、包丁で切らずに木づちで割り、その餅を食べることによって神様の霊をいただくと信じられています。
お餅を「割る」では縁起が悪いので、「開く」と言って神様との縁を大切に、縁起の良い言い方になりました。
割ったお餅はおしるこやお雑煮にして食べるのが一般的です。
今日はおしるこのレシピをご紹介します
基本のおしるこ
◯◎材料◎◯ 作りやすい分量
餅 ・・・適量
小豆・・・200g
上白糖・・・150g
塩 ・・・ひとつまみ
◯◎作り方◎◯
1 小豆を洗って鍋に入れ、4倍くらいの水を入れて沸騰させ、ザルにあけてお湯を捨てる。
2 小豆を鍋に戻し、水900cc入れ、火をつけて沸騰したら弱火にし、アクを取りながら1時間ほど、指で簡単に潰せるくらいの柔らかさになるまで煮る。途中小豆が出てしまうので、何度か差し水をする。
3 砂糖、塩を入れて10分ほど煮る。
4 餅を焼いて、器に盛り付ける。
鏡開きには焼き餅を入れますが、小さな子どもに食べさせるのは心配。
そんな時は小さな子にも安心な白玉粉を少し使ってのアレンジしるこをどうぞ。
かぼちゃ白玉しるこ
◯◎材料◎◯ 作りやすい分量
かぼちゃ・・・100g
白玉粉 ・・・20g
おしるこの汁・・・適量
◯◎作り方◎◯
1 かぼちゃを耐熱皿に入れ、ラップをしてレンジで火を通す。
2 かぼちゃの皮をむいてボウルに入れ、潰す。
3 別の小さなボウルに白玉粉、水を少々入れて耳たぶのかたさ~かためにする。
※かぼちゃが、水っぽければかためにします。
4 かぼちゃに3を入れて混ぜ、丸める。
5 沸騰したお湯に入れて茹で、浮いて1分ほどしたら水に取り、冷ます。
6 器におしるこの汁とかぼちゃ白玉を入れる。
かぼちゃ : 白玉粉 = 5:1 の割合です。
白玉粉は水でなめらかな生地にしてから潰したかぼちゃと混ぜるときれいなお団子ができます。
白玉粉の割合が少ないので、口に入れた瞬間は白玉、サラリと溶けるような食感なので小さな子どもにも安心して食べさせることができます。
かぼちゃはカロテン豊富なので風邪予防にもなります。
おやつで野菜も摂れますよ
甘露煮の栗を入れるとちょっと豪華な感じになります。
塩昆布が欲しくなります
最後までお読みくださり、ありがとうございました!