私は、よく墜落させるので、その衝撃で死亡させてしまうケースがあります、、、
こんな感じです。
4セルバッテリーなのですが、1セルだけ使えなくなってます。
この状態だと、このセルに合わせたパフォーマンスしか出ませんので、もう使う事が出来ません、、、
どういう状態かというと、こんな感じです
一番右側のセルだけが、裂けてしまってるんですね!
このセルは仕方ないとして、残りの3セルはまだまだ新品状態、、、なんとかならんかなぁ、、、と思っていたのですが、、、、
そうだ、この1セルだけ交換すれば良いのではないか??
ちょうど同じように、1セル死んでるバッテリーがあったので、元気なセルに交換してみることにします!
移植元のバッテリー、チョコっと右側角がぶつかって膨らんでますが、これで一番上のセルは死んでます、、、
まずは、分解していきます!
とりあえず構造がわからないので、どう移植すればよいか、、、まずは調査です
ガッチリ絶縁されてますね〜!
絶縁テープを剥がしてビックリ、なるほどこう繋がってるんですね〜!
各セル間は、アルミかな?金属板どうしが直接ハンダされてます。これが左右交互に繋がれて、その両端に赤と黒の電源ケーブルがつながってます。全てのセルが直列につながっているんですね〜!
そしてその金属板の上にバランスケーブルがつながれています。
ショートに気をつけてハンダをはずせば、うまく外せそうですね!
チャレンジしてみます!
ハンダ小手でハンダを熱して、、、熱して、、、熱して、、、
全く溶けません!
え〜!!これはハンダじゃないの??
よくわかりませんが、これでは分解出来ません、、、
う〜ん、どうしよう??
悩んだ結果、、、ええいダメ元じゃ〜!!
ニッパで力尽くにケーブルと、金属板を切り裂きました!(笑)
意外にすんなり切れました〜!
外したバッテリーのセルです
こんな感じで金属板が左右に出てます!
手前側にハンダが山盛りなのは、電源ケーブルが付いていたからです。
これで、腫瘍は取り除けましたので、同様にして、移植元の正常なセルを取り出します!
取り出した健康なセルを、今度はハンダを使って接合していきます。
この時に絶対に短絡(ショート)させてはいけません、なので取り外したケーブルなどは、全て養生します、もしショートしたら出火の可能性も多々あるので、すごく緊張する作業です。
無事に移植出来ました〜!
もしかすると、接合面積が少なくなったので、少し電気の流れが悪くなったかも?ですが、これで生き返れば全然OKです!
元の状態に戻します
剥がす時に、元に戻す事を考えて綺麗に剥がしておけば、そのまま使えますよ〜!
最後は、熱収縮チューブで包めば完成です。
さて、ここで少し悩みました〜(笑)
どのサイズの収縮チューブが、バッチリなのか??
今回は5インチ機体用の4S 1500mAhのバッテリーだったので、色々調べた結果85mm幅なら問題なく使えることがわかりました〜!
そして私が購入したのがこちら
このクリア(透明)以外にも、ブラックやブルー、その他色とりどりの物がありました
どれにしようか迷ったのですが、最終的に何にでも使えそうなクリアにしました!(笑)
早速、作業に入ります♪
まずはバッテリーにあった長さに切っていきます
今回はちょうど10cmがピッタリでした、収縮するのでその分長くしておかないと、長さが足りなくなるので注意して下さい。
ハサミでチョキチョキ、、、
ここにバッテリーを通します。
両サイドに余裕があるようにと、チューブの折り目はバッテリーの角がじゃなくて、中央にした方が最終的に綺麗に出来ました。
さてヒートガンで温めていきます。
やってみた感想としては、端からより真ん中から当てるのが良さそうです、あと最初はバランスを考えながら1箇所を温めるより、少しずつ順番に回しながら当てるのが良さげでした!
正しいやり方知ってる人は教えて下さい(笑)
あとは当てすぎに注意です!最初、当て過ぎて、、、破れました、、、(笑)
やはり時間はなるべく短くですね!
2回目でなんとか、出来ました、少しシワがあるけど、、、まぁいい感じです!
最後は充電です!
最初は、移植した1セルがズレてるので、バランス充電します。
おお〜無事に充電出来ました〜!
一度放電して、再充電も試しましたが、無事に使えそうです!やった〜、成功!
カバーが破れてた別のバッテリーも、チューブし直して、、、おお〜新品みたい(笑)
という事で、とりあえず手術は完了しました!
あとは術後に経過観察となります。
【注意】
Lipoバッテリーの分解は非常に危険です。自信のない方は絶対にやめた方がいいです!やる場合も自己責任でお願いします。
私もドキドキしながらやりました〜!コツはわかったので、次はもっと上手く出来るかな?(笑)