バースデイ企画補足 | yuzuinc-officialのブログ

yuzuinc-officialのブログ

愛知県名古屋市を中心に飲食店を展開しているちっちゃな会社のオフィシャルブログです。
時には食べ歩き、時には熱く、時にはクールに。
飲食大好きなメンバーが綴っています。

お疲れ様です!

 

 

 

 

 

 

丹野です。

 

 

 

 

 

 

先日のすべちゃんのエントリーの補足しますね。

 

『ハッピーバースデイ企画』で、年の数だけ餃子をプレゼントするというもの。

 

こういう一見『タダ』みたいな企画、よく見かけると思いますが

 

一応、私なりの『設計』を説明しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

この企画はまず

 

来店されたお客さんに

 

『こういうの始めたんです〜』

 

とスタッフが接近します。

 

なかなかスタッフがお客さんと距離感を縮めるの、難しいですからね。

 

いわゆるきっかけ作りでもあります。(メリット①)

 

 

 

 

 

 

年齢=タダになる餃子の数ですから

 

必然的に高齢の方の方が割引き額は大きくなります。

 

私の想定では40代〜50代の方が一番響くのではないかと思います。

 

では仮に45歳の方がこの企画に参加してくれたとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

45歳ですから45個の餃子が『タダ』になりますが

 

自分の誕生日という企画で

 

3日前に予約して

 

腹ペコで来て

 

カウンターで45個の餃子を食べて帰るでしょうか。(持ち帰りNG)

 

 

 

 

 

その可能性は低いと思います。

 

おそらくほとんどの場合、

 

『こういうのやってるからみんなで行こうよ』となりますよね。(メリット②)

 

一人10個くらいとして(うちの64餃子はだいたい一人10個の餃子を召し上がるデータがあります)

 

3人くらい誘って4人くらいで来店されるんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

そのテーブルの来店動機はこの『バースデイサービス』ですから

 

必ずその話題にはなりますよね。

 

もしうちのお店や餃子を気に入ってもらえれば(ここが大事!結局!)

 

すると、ほぼ100%残りの3人もバースデイ企画のハガキを記入してくれるでしょう。(メリット③)

 

結果的に人に人を紹介してもらってるんですね、この企画は。

 

『餃子45個、食べれるから、行こうよ〜』と。

 

そして、餃子以外の料理やドリンクで利益を産むことができます。

 

 

 

 

 

これが連鎖して行く。

 

この企画は広告代で

 

45個の餃子の原価+45個の餃子を作る人件費+45個の餃子を焼く人件費+光熱費+ハガキ関連代金

 

となりますが、知り合いの口コミ(絶対行ったことある人が誘うので、信頼度が高い)

 

という観点では、高くはないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

一番やってはいけないのは

 

この企画をWEBや街頭でハガキを配ったりすること。

 

必ず、『店内で飲食された方』に対して行う、店内販促であること。

 

じゃないと、お金が落ちる回数が1回減ってしまいます。

 

 

 

 

 

ターゲットかどうか、来るかどうかわからない、ところへお金を使うより

 

来てくれてるところへの販促。

 

基本です。