余白と表現と得点。 | まどでんきがかり。羽生結弦選手全力応援

第五回です。


https://www.1101.com/n/s/yuzuru_hanyu2024_jp/2024-03-05.html


糸井

表現と得点がせめぎ合うというか、どちらもフィギュアスケートの重要な要素だからこそ、簡単に答えが出ないんですね。それはたぶん羽生さんにとっても。

羽生

はい。表現面だったりとか、スケーティングっていう誰かの価値観に委ねられやすい要素は、必ずしも安定する数字ではないということを、ぼくが知ってなかったとしたら、きっとたぶん、ぼくは難しいジャンプに、これ以上挑戦してなかったと思いますし、難しいジャンプをやりきったとしても、そこまでの質っていうものを、たぶん求めなかったと思うんですよ。ぼくには自分が表現したい世界っていうものがしっかりとあって、それを出したいんだけれども、誰かの価値観に委ねられるものだけじゃなくて、いわゆるわかりやすい難しさ、普遍的な点数、みたいなものも同時に手に入れて勝ちたい、って強く思っていたので、それでここまで来ることができたんだろうなって思います。


ハニュー氏の発言をきちんと受け止めてくださっている糸井氏。

とても深いです。



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