(株式会社コンパスより抜粋)
『二十四の瞳』で知られる作家、壺井栄の文学碑に刻まれている言葉である。
「桃栗三年、柿八年」の後につづく言葉はいろいろあって、「柚は九年の花盛り」とも言うのだそうだ。
壺井は、故郷の小豆島では「柚の大馬鹿十八年」と言うことを聞き、その言葉をいたく気に入ったという。
「9年目の花ばかりを喜びとせずに、気の長い18年を大馬鹿とののしりながら待っている人間も人間らしくおもしろければ、馬鹿といわれながらも結局は実をならせる柚もまた、おもしろいではないか」と。
なんちゅう不覚!
うどん県の皆さん、ご存知でしたか?
そのまんま商品名になってんのもあります