Sportivaに掲載された、折山淑美さんのコラムです。
羽生結弦が語った、東北への思いと「今季、現役としてやりたいこと」
(web Sportivaより抜粋)
「プログラムに関しては、曲も何も決まっていないですけど、試合に出るというのは自分の中でしっかり決めているので、なるべく早く始動しなければいけないなと思っています。
ただ、試合をやるにあたって、モチベーションとしてこれまでは『どうやって勝てるプログラムを作るか』なども含めて考えていましたけど、これからは自分がやりたいなと思う曲とか、自分が見せたいなと思うプログラムを考えながら選曲や振り付けを決めていきたいと考えています」
勝負を意識するというよりも、自分の思いを込めて、プログラムを追求していきたいという思い。彼がこれまでの羽生結弦の演技を、今季どうやって昇華させていくのか──それを観られる楽しみも出てきた。
羽生は、さらに高い志も表明した。それは4月26日に行なわれた日本スケート連盟優秀選手表彰式の会場での発言だった。
「五輪連覇の達成感はありましたが、自分が企画したアイスショーをやって思ったことは、自分が現役としてまだまだ足りない部分があるということでした。
だから、さらに追求するものを見つけてそれを追いかけていきたい。まだ練習でも決めたことがない4回転アクセルを決めたいと思うし、それができるようになったら5回転ジャンプにも挑戦したい。
誰もやったことがないものだから、そんなに簡単にできるとは思わないですが、練習を積んで、いつかはできるようにしたい」
尽きることのない進化への希求。自らに課していた”五輪連覇”という重荷を背中から下ろした羽生は、新たな挑戦への道を歩もうとしている。
既出のエピソードとコメントですが、始動する親分へのエールだと感じました。
自ら企画・プロデュースしたCiONTUに、確かな手ごたえを掴んだことでしょう。
来たるFaOIでも、新たな一面が見られると期待しています

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