執筆はAERA編集部 市岡ひかり記者です。
羽生結弦は「70年代少女漫画」の永遠の少年? “異次元のメンタル”指摘する声も
(AERA dotより抜粋)
2月26日に金メダルを首からさげて凱旋帰国した羽生結弦。自身の連覇を「漫画の主人公にしてもできすぎ」と話したが、専門家は羽生の中に、70年代少女漫画の魂を見ていた。
野球やサッカーなど1千人以上のプロアスリートのメンタルコーチをしてきた鈴木颯人(はやと)さんは羽生について、
「ここまで万人に応援されるアスリートはまれ」
と話す。
「プレッシャーもあったはずなのに、それを一切見せない。結果を出した自分を素直にほめ、純粋にスケートを楽しむために次の目標を口にする。異次元のメンタルの持ち主だと思います」
「ここまで万人に応援されるアスリートはまれ」
と話す。
「プレッシャーもあったはずなのに、それを一切見せない。結果を出した自分を素直にほめ、純粋にスケートを楽しむために次の目標を口にする。異次元のメンタルの持ち主だと思います」
明治大学国際日本学部の藤本由香里教授は、こうした羽生の鍛錬の末の「透明」な精神が、多くの女性ファンを魅了する要素になっていると指摘する。
藤本さんは、羽生にどこか、少女漫画に登場する「永遠の少年」を感じるという。
「フリーで演じた『SEIMEI』も非現実感のあるプログラムでした。羽生選手からは、この世を超えていこうとする美しさを感じます」
「フリーで演じた『SEIMEI』も非現実感のあるプログラムでした。羽生選手からは、この世を超えていこうとする美しさを感じます」
スポーツのファン心理に詳しい早稲田大学の松岡宏高教授によれば、アスリートのブランド価値は「競技の実力」「外見」「性格やライフスタイルといった内面」の3要素で決まる。なかでも、内面の影響力が最も大きいという研究成果があるという。
「ファンがその選手の成功を自分のことのように感じて達成感を得られる、肩入れできるアスリートには、ロイヤルティーの高いファンがつきやすい。羽生選手の生き方や考え方、ストーリーが、熱狂的なファンを増やしていく」
エキシビションにも、羽生らしいシーンがあった。
全プログラムが終了してリンクを後にする間際。羽生はくるりと向き直ると、誰もいなくなったリンクの片隅で一人、深々と頭を下げた。そのまま体をかがめ、慈しむようにポンポンと2度、氷に触れた。
これが、羽生結弦が羽生結弦たるゆえんなのだ。
「ファンがその選手の成功を自分のことのように感じて達成感を得られる、肩入れできるアスリートには、ロイヤルティーの高いファンがつきやすい。羽生選手の生き方や考え方、ストーリーが、熱狂的なファンを増やしていく」
エキシビションにも、羽生らしいシーンがあった。
全プログラムが終了してリンクを後にする間際。羽生はくるりと向き直ると、誰もいなくなったリンクの片隅で一人、深々と頭を下げた。そのまま体をかがめ、慈しむようにポンポンと2度、氷に触れた。
これが、羽生結弦が羽生結弦たるゆえんなのだ。
各論、激しく同意。
惹かれるわけは 内面の美しさ、芯の強さ。
まぁるいおちりだけでは ないのだよ(退場)
まぁそうは言っても、ある時はスポ魂少年漫画にもなるし、「永遠の少年」どころか「ドヤドヤ イケてる妖艶な天女」の時もありますがね

画像はお借りしました。