2024年2月26日
◆純米大吟醸 京都 匠 磨き四割五分
さすがにスッキリした飲み口。
京姫酒造の製品。山田錦使用の純米大吟醸 精米歩合45%で1,452円はコスパ抜群。
◆松竹梅 吟醸 金箔入り
正月用に購入。最近屠蘇をどこで買えばいいのかわからない。年明けて何日か経ってから近所のウェルシアで見つけたが手遅れ。来年は忘れずに買うことにしよう。
金(ゴールド)は人間の消化器はいっさい消化しない。つまりそのまま排出される。したがって人体への影響はまずゼロと考えてよい。それでも正月には金箔入りの酒を飲んでしまう。
金沢は全国の金箔のほぼ100%を生産していると言われる。街を歩くと金箔製品をたくさん売っている。みやげ物はもとより、金箔入りラーメン、金箔で覆ったソフトクリーム・・きりがない。
◆加賀鳶 山廃純米
元日の大地震の前に買っていたもの。今までお酒で迷ったときは、福島産を優先することを心がけてきたが、これに石川産を加えよう。いや、お酒だけでは足りない。
昨年11月に和倉温泉に行った。泊まった旅館(加賀屋グループの「あえの風」)の界隈も含め、訪れた場所がテレビに映し出され、その被害の大きさに心が痛む。営業を再開すればぜいひまた泊まりに行こうと思う。
北陸旅行ちう | 小人閑居して不平を鳴らす (ameblo.jp)
北陸旅 総集編 食い道楽 | 小人閑居して不平を鳴らす (ameblo.jp)
◆家族で今年最初の外食の際、飲んだのは梅一輪。千葉の地酒です。ぬる燗2合でよい気分。
これは梅一輪酒造のウェブサイトからの借り物。千葉県山武(さんむ)市の酒蔵である。酒米も千葉県産を使用しており、地産地消の実践を目指している。
◆中華ファミレス”バーミヤン“で一人ランチ。
ビール一杯では足りずに久々に紹興酒を燗酒で。
最近は知らないがちょっと昔、紹興酒には砂糖を入れて飲むのが割合普通だった。注文しなくともザラメがついてきたりした。中国ではそんな飲み方はしないということが徐々に知られてきて、今はそんな飲み方はたぶんしないだろう。
紹興酒はピンからキリまである。日本酒と同じことだ。高いお酒はとんでもなく高い。
老酒と紹興酒の違いは何か?紹興酒はもち米と紹興市の鑑湖の湧水を使って醸造し、3年以上の貯蔵熟成期間を経た黄酒である。アルコール度数は14~18度。諸説あるようだが、私の理解では、老酒とは日本語で言えば「お酒」であり、紹興老酒以外にも上海で作られれば上海老酒であり、福健で製造されれば福健老酒である。「老」は丁寧の接頭辞くらいの意味合いか。年長者に対する敬称で使う場合もあり、「老先生」といっても年寄りの先生という意味ではない。
紹興酒は黄酒、醸造酒であり白酒は蒸留酒である。ものすごく単純に言えば、黄酒は日本酒で白酒は焼酎と言うのに近い。したがって一般に白酒はアルコール度数が高く(45%が一般的)、価格は安いことが多かった。
今はどうだろう、けっこう高価な白酒もあるのだと思う。日本の焼酎も今や高いものね。
中国では乾杯は白酒を飲むのが一般的と言われる。以前中国にしょっちゅう出張に行っていたころ、たしかに白酒で乾杯をずいぶん繰り返したものだ。「乾杯」は文字通り「杯を乾す」のだから飲み干さねばだめだと言われたこともあったが、さすがに飲めない人間にそこまで強制することはない。残してもいいみたいだ。
久しぶりに紹興酒を飲んだものだから、昔を思い出してしまった。
思い出を語るような年になってしまったのかな・・
ぬる燗の二合あたたかこたつ酒