アニメ見ました。感想です。
期待していた分ちょっと辛口になってしまいました。
ネタバレ有りなので注意してください。


全体的に心理描写&設定の説明不足といった感じ。小説を読んでないとなんのこと?ってなるところが多かったです。
また、小説にも書かれていない感情や思考が気になったりしました。ご都合主義なのかな?と思ってしまう点もあって、残念でした。

まず、主人公の美世と幼馴染の幸次くんの関係性はしっかり描かれていて良かったです。今、小説も読み始めたんですが、ちょっと追加されてるところがあったかな程度。2人が幸せそうなので、このままくっついちゃうのを期待しました。
でも、そうはいかないのが物語。幸次君は美世の妹の香耶とくっつくことになります。この辺の幸次君がヘタレでなんとも言えないです。時代背景的に仕方ないことなんでしょうか?

そして、美世は清霞のもとへ嫁ぐことはなります。最初の冷たい言葉にギョッとしましたが、「かしこまりました」と返事をする美世も美世だなぁと。そんな美世に驚く清霞さん。
お手伝いさんが可愛いお婆さんで、和み役。早速、好きになりました。あんなお手伝いさん、良いなぁ。

初めてのデートで早速櫛を送ってましたが、櫛に求婚の意味があると知り、驚きました。ゆり江さん、二人の進展を細かく教えて下さい! 何がどうなって好意を持つようになったのかがわからなくて残念でした。私がわからなかっただけでしょうか?
美世は櫛のお礼に網紐を手作りすることに。多少のお金は持たせてもらえてたのかな?と、ちょっと心配になりました。この網紐、重要な役割を果たすなんてだれが想像したでしょうか。逆に、美世に渡されたお守りが重要だと思っていました。何の効果も果たさずに消えていってしまいましたが……。

その後、美世は嫉妬した香耶に連れ攫われてしまいます。実家に攫われるってどんな状況?とつい突っ込みたくなりました。そして、助けてくれた一志さんがまともに見えました。そして、私の好みのキャラかもと少しときめいてしまいました。ふらふらしてるようで、実際は色々考えている人好きです。逆に弟の幸次君が何考えてるのかわからなかった。あっちにふらふらこっちにフラフラしてて芯が見えないで、困りました。どうしたかったんだろう?

一件落着?した後に、美世の先生として、清霞のお姉さんの葉月さんが出てくるんですが、彼女がかっこかわいくて好きです。凛としてるところも良い。旦那さんと離婚したらしいけど、どうして離婚までいっちゃったのか、素敵な女性なのに……と思いました。

美世の「家族って何?」に考えさせられました。明確な答えは出ませんが、私にとっては、自分の味方でいてくれる信頼できる人かな、と。そして道を間違えた時には強引に引き戻してくれたりもする人。皆様は家族という言葉にどんなイメージを持ちますか? よければ教えて下さい。

鶴木新は最初から怪しさ満点の人でしたね。帝とも接することのできる、地位の高い人で胡散臭い笑顔。私は髪を下ろしている姿より上げている姿の方が好きでした。
このころから美世は不調を押して学ぶことになります。体調第一の私としては見習わなければいけないなと思いましたが、ちょっとやりすぎでは? 逆に周りが見えてなくなっている気がしました。周りの心配を無視しているように見えて、少し残念でした。

鶴木🟰薄刃には、裏でコソコソやってたぶん、すぐに納得がいきました。なるほど、だからあんな動きを……という感じです。
薄刃の家で、新vs清霞。新の勝利でしたね。美世は自分の意見を言えず、薄刃の家にお邪魔することに。でも「全てを終わらせてから迎えに行く」と言う清霞を応援したくなりました。
過去の話をされ、お母さんも割と自由な人だったんだなと思いました。娘のためとはいえ、結局、不幸にしているわけで……。どっちが正しかったかなんてわかりませんが、美世が不憫だなと。
そして突然。外に出さないと言っていた新と祖父の意見が真逆になり、清霞を助けに行きなさいと。どういう心境の変化があったのか、もう少し詳しく描いて欲しかったです。

最後には美世が夢の中に入って、過去の自分と向き合って勝ち、清霞を助けに行きます。ここら辺から美世の声がしっかりしてきた感じがありました。私はそのほうが好きでした。2人で(と言ってもほとんど美世が)夢の世界を克服し、現実世界へ戻ってくることができました。
続きはパーティからということになるのでしょう。続きが出たら見る予定です。その前に小説を読んでしまおうと思っておりますが。


感想は以上になります。
私の幸せな結婚関係者様、読んでくださった方、ありがとうございました。