8月の終わりから9月の初めにかけて
3泊4日で北海道・道東を旅していました。
女満別空港に降り立ち、レンタカー(夫運転)で
道東を回りました。
初日は涼しくて午後2時ごろの気温が26度でした。
半袖だと少し寒いぐらいで、暑さから逃れることが
できてほっとしました。でもこの涼しさは初日だけで、
翌日から最高気温が30度を超えました。
空港から知床へ向かう途中で、小清水原生花園に
立ち寄りました。この丘陵地帯は、オホーツク海と
涛沸湖の間にあります。
初めて見るオホーツク海です。
人はまばらで、秋のはじまりを思わせる
涼しさと風に、もの寂しさを感じ、
ここは太平洋でもなく日本海でもない
オホーツク海なのだとしみじみ思いました。
また、風の音が鳥の鳴き声のように
聞こえたのも印象的でした。
海の名なんて人が勝手につけたものだとは
思いながら。でもやはり「オホーツク」という
響きが憧れの気持ちを呼び起こさせてくれます。
ハマナスの花が可愛かったです。
花々の見ごろは6~7月みたいですが、8月の終わりでも
ハマナス以外に何種類か咲いていました。
原生花園を挟んでオホーツク海の反対側は
涛沸湖です。逆光の写真ですが、空も
綺麗でした。細長く光っているように
見えるのが湖です。
次はオシンコシンの滝へ向かいました。
この場所も気持ちよかったです。
柵はありますが、近くまで寄ることができて
滝の迫力を実感しました。心が洗われるようでした
オシンコシンという名はアイヌ語がもとになっている
そうです。私が大学時代に9か月間留学していたのは
アメリカのウィスコンシン大学で、名前が似てるなあと
思いました。ウィスコンシンはネイティブアメリカンの
言葉がもとになっているそうで、ウィスコンシン州は
北海道と同じぐらいの緯度に位置しています。
オシンコシンとウィスコンシン、意味は違うみたい
なのですが。
世界の北方民族はお互いに、繋がりや交流があった
のではないかと、旅の最終日に訪れた
北海道北方民族博物館でも思いました。
you-tubeでもそのような話を聞いてましたし。
この博物館のことはまた後日書きます。
この後、無事にホテルに着きまして、
翌日は一番楽しみに、また一番恐れていた
知床五湖散策の予定です。
知床半島は世界有数のヒグマの高密度生息地で、
知床五湖の地上遊歩道はヒグマが目撃されると
閉鎖されるのです。
では、次回に続きます。
ご訪問くださり、ありがとうございました。