駅はターミナル駅だけあって、地下3階まであるなかなか近代的な駅舎だったけど、駅前から中世の面影残る町並み…何度もGoogleマップで眺めた街並みを目にして、私は興奮気味
次男も飛行機で寝られたせいか時差ぼけもなく元気!
想像よりも大きな街で、駅前から中心地までずっとポルティコというアーケードを10分ほど歩き、突如と現れる街の中心地のマッジョーレ広場に出たときは、思わずわぁと声が出てしまいました
ちょうど教会の鐘が鳴り、夕日に照らされた様子は感動ものでした
長男もこの駅前からの道は、アパートに入れるまでは連日通っていたらしく(大学や家の行き帰りだと通らないらしい)、あの頃のワクワクした気持ちを思い出すと言ってました
私たちが行った頃から一気に暖かくなったらしくて、気分的にも良いのだそう。やはり冬は日が差さず、どんよりしていて気分も鬱々としていたらしい。
あー素敵なところで生活出来てるんだなぁと羨ましさと、こんな日本と一片の共通点のないような環境で頑張ってるんだと思うとしんみりしました
でも長男は残りの方が少なくなってきた現在、この後どうしようかと色々考えてる様子で、また(まだ)海外にいたい様子でした。
日本でもメインのサークルや研究会に所属しているわけでもないので未練もなく、日本の快適さはあるけど、海外のマイペースにいられる感じも彼には合っている様…。 自分らしくいられる場所が一番だけど…。でも学生という身分がなくなるとそればかりではないと思うので、よくよく考えて決めてほしい。
そんな話もしながら中心地を巡りましたが、どこを撮っても素敵でした。観光地でもあるけど、大学の街と言われるだけあって何となく生活感も感じられてとても心地よく感じました。
↑駅からずっと続くポルティコ(アーケード)
これのお陰でほとんど傘を使わないのだそう。
駅から10分ほど歩くと見える二本のボローニャの斜塔。昔は富の象徴としてこぞって建てて100本以上濫立していたそう。
48mのガリゼンダの塔と、97mのアジネッリの塔。ともに12世紀初期に建てられたそうで、倒壊の危機があるという理由で半分の高さに削られていたガリゼンダの方がいよいよ倒壊の危機で、現在修復工事中らしく囲いで覆われていた。
↓右下の写真見ると、手前の塔の傾きっぷりがよく分かる
↑そして街の中心地。聖ペトロニオ大聖堂と市庁舎に囲まれたマッジョーレ広場。あらゆるところから水が出ているネプチューンの噴水笑
若者達が座り込んで話したりしていて、中には中学生くらいのボーイズ達がお兄さんたちの真似してだべっているのにはキュンとしました
超美形の子とかたまにいるので、そんな子探しては喜んでました
平たい顔族としては、この旅行で俳優レベルの人を何十人と見つけて興奮しました!すごいな!
教会まだ外壁が完成しきってないらしいもうこれはこれでいいんでしょうけど。
↑街中に点々と校舎がある。ってか、これ校舎
他の校舎などを眺めて、長男のお友だちに挨拶したりして歩き、サンステファノ教会群へ↓
ここは7つの教会(現在は4つ?)が一ヶ所に集まっている、いわゆるパワースポットであるらしい。
旧市街でも高級住宅街らしく、周りには高級マンションや高級レストランが並んでる。
マッジョーレよりも落ち着いた雰囲気でとっても素敵だった。
サンステファノはとっても厳かな雰囲気で、お祈りしてる人も多くて写真はあまり撮れなかったけど、よくよく目に焼き付けてきた。古い部分は5世紀ころからのものらしい。地震がないせいもあるけど、これだけのものがいまだに現役でいられるのがすごい。
私的にはじっくり回りたいけど、長男は友達が来る度について回って飽きてしまってるので、この後は早めの夕食で美味しいボロネーゼとトルテリーニ、食後にジェラートも食べてボローニャを楽しみました↓
お初のトルテリー二インブロードは染み渡る旨味!スープはもちろん、噛めば噛むほど旨味が溢れるトルテリーニも最高!お土産にインスタントも買ってみましたが、こればかりはお店で食べないと味わえない味でした。
ボロネーゼも最高に美味しかった。もちろん過去一の美味しさうーん。何なんだろう。日本のミートソースと違って見た目肉オンリーなんだけど、臭みもないしあっさり。でも肉以外の旨味もあるような。
次男も美味しい美味しいとペロリと食べきって、トルテリーニも半分くらいは次男の胃袋に収まりました。
ジェラートは写真撮りそびれたけど、ピスタチオとミルクにしましたが、最高に美味しかった!この旅行でピスタチオ好きになりました
平日でもこの混雑。右は人気のジェラート屋さん
持ち帰りで色んな種類を1リットルくらいの容器に詰めてもらってる人を結構見かけた!
帰りにスーパーで飲み物や生ハムやおかし、夜食にピザを買って帰り、夜はバスタブにお湯を張り、日本から持ってきた入浴剤入れて、気持ちよく一日を終えられました。
長男も湯船にゆっくり浸かって、最高ー!と喜んでました。数日後のユベントスホーム戦に向けてアンセム流してご機嫌でした
ちなみにこの旅行中、ずっと聞かされていたので、私もすっかり覚えてしまいました…
翌日はベネチアへ!