先日、そろそろ父の病院に行こうかと思った頃、電話がなった。入院中の主治医の先生からだった。
本日から食事をしようとしたけど、ほとんど食べられない上、痰が大量に出てしまい、一旦食事は中止にしたとのこと。薬も飲むのも精一杯との事で、リハの先生に嚥下評価などもしてもらうとの事だった。
もし飲み込む力がなければ、経口で栄養を撮るのが難しくなるとのこと。
でも先生も年齢からして胃ろうもうまく行かないかもしれないし、おすすめはしないと。そうなるともう末梢から水分を入れるだけになる。
つまり体力が尽きるまでそのままと言う事。
しかも今の病院は急性期病院なので介護医療院など医療処置が出来るところに入って欲しいと(今の施設は24時間看護師がいないので吸引も点滴も出来ないのだそうだ。)
上着まで着ていたが、少し気分が悪くなるのを感じて、その日はお見舞いに行くのはやめて、介護医療院など調べまくった。
あくまでも病院なので、四人部屋が多く、残り少ないとわかっている日々を送る場所には思えず。本人も、お見舞いに行く家族も気兼ねなく話が出来るところがいいなと思い、実家近くの個室がありそうな介護医療院と、いまの施設の関連施設で点滴や吸引に対応してもらえる施設がないかを教えてほしいとケアマネさんにお願いをした。
翌日、お見舞いに行くとちょうどリハビリの先生がきて、車椅子にも乗っていた。5回くらい柵につかまって立ったりして、30分くらい窓の外の紅葉を眺めてお喋りもした。
喉のゼロゼロがあって聞きにくいけど、私の質問にも答えるし、ずっと起きていられた。
すっかり細くなった手を見て「しわしわで気持ち悪い」とも言っていた![]()
こんな元気なのに、この先は栄養も入れずに最後を待つのでいいのだろうか?と悩んでいたら先生がきて、嚥下の評価としては経口での栄養接種は出来ないので…と、とても信じられない気分だった。
また、介護医療院も混んでるので、あまり条件を出さずに空いている介護医療院に入って欲しいとのことだった![]()
先生が嘘つくわけもないけど、本当に飲み込めない?本当に今後も変わらない?と疑ってしまう。
何と言うか…視覚から入る情報と伝えらる現実に乖離がありすぎて脳内でバグが起きてしまうのだ。
30分ほどして父が寒いというので、ベッドに戻ったら、手伝ってくれた看護師さんが、こんなに動けるんだ!明日からもっと車椅子乗ろうねとびっくりしていた。そうだよね?やっぱり元気だよね?
もう少ししたら食べられる様ななるんじゃない?と帰りのバスでも考え、涙と鼻水が不意な溢れ出して止まらなくなってしまった。マスクしたままにしておいて良かった。
退院した後のことばっかり考えてたので。
8月に施設にうつったときも平均余命調べて予算組んで施設選びしたもんなぁ。あと5、6年は普通に生きると思ってた。
こんなに突然の宣告が来るとは…![]()
