冬の定番ハンドルカバー
気温10℃以下になったら大活躍。


若い頃は、じぃさんばぁさんがカブにヤママルトのハンドルカバーを付けているのをカッコ悪いと思っていたが、自分がその年齢になるとは・・・

以前もブログに書きましたが、

 

 

私の一押しは
大阪繊維資材株式会社

WNHC-03 防寒防水 クロロプレン ハンドルカバー

もう少しカッコよいロゴ入りK社商品もありますが、使ってみるとアレは手の出し入れが非常にやりにくいですよ。
今回改めてWeb検索してみると、皆さん苦労して切った貼ったの改造していますね。

過去の取り付け方法では面倒くさい事やってますが、もっと簡単に改良してあります。



取り付けのポイントは材質が寒くても硬化しないクロロプレンの弱点であるフニャフニャ対策。
その前に、グリップとブレーキレバー用の穴は小さめなので切れ目を十文字に2~3mm入れておきましょう。

改良1つ目は、グリップエンドでカバーを固定する事。
塩ビ管用キャップ@50円ぐらいをグリップエンドに被せてカバーをキャップにねじ止めする。
キャップのセンターに穴をあけてM6ねじを立てるとナット不要です。


クロスカブはグリップエンドがΦ34なのでそれより大きいTS30サイズを使い、ガタ対策に固めのスポンジを入れた。


会津まで走ってきたら、このキャップはグラグラして外れやすかったので改良する。


キャップはTS25にサイズダウン。


TS25は内径がΦ32.5なのでヒートガンで加熱して軟化させてからグリップエンドに被せて拡大し、そのまま冷えるまで待つ。


火であぶると焦げるのでダメですよ。
すぐに外すと収縮して小さくなってしまうのでご注意を。
とても簡単なので最初からこうすれば良かったと反省。

塩ビは80℃ぐらいで柔らかくなるのでヒートガンなら1分もかからず加熱できるが、普通のドライヤーは120℃程度なので無理かもしれない。

また、グリップエンドの径によっては緩いこともありますが、その際は同じように加熱して縮径することも可能です。

2つ目は、風圧でつぶれることへの対策。
適当なプラスチック板を切って中へ入れTSキャップと共締めすると、イカの軟骨的な補強になる。


材料はホームセンターで売っている厚さ1mm程度のPP板がお勧めですが、適当な廃棄プラ容器を切っても使えますね。
アルミなどの金属板は転倒や事故際にケガの危険性があるのでNGですよ。

取り付けると中はこんな感じ。


これで100km/h程度までは風圧でつぶれることもないし、手の出し入れも自由で快適です。

取り付けはグリップに被せて紐を縛るだけ、1分もかからない。

 
走るうちに気温が上がったら外すのも苦にならないので

関東以北のカブ乗りは秋から春までの標準携行品とすべきですね。
ということで、商品押しの内容ですがステマではありません。
念のため。