はじめに

ゲーム配信や収録にかなり便利な配信ソフトのOBSではホットキーの設定が可能です。

ですが配信中は両手がゲームコントローラで塞がれているためキーボードを触ることができません。

そこで、以前ポン出し機として使えないかと思い買っていたMIDIコントローラーにホットキー設定できないかと調べたメモです。

(お行儀わるく肘とか足とかで押すつもり)

 

完成図

こんな感じでゲーム中に表示させているアイコンの表情を状況に応じて切り替えたい。
 
 

 

 

 

 

 

 

用意したもの

■Windows PC

以下すべてWindows PCでの内容になります。

Mac版においては、この方の記事が参考になりそうだったので貼っておきます。

 

▼ScreenSaverさん

 

■OBS Studio ( https://obsproject.com/ja/download )
配信ソフトです。これのソース切り替えをボタンで行うというのが今回やりたいことになります。

 

■AKAI LPD8

今回のMIDIコンです。

他のものでも問題ないと思いますが、廉価で実現するなら良い選択肢だ思います。

 

8パッド、bluetooth接続可能

 

 

■Midekey2Key( https://midikey2key.de/ )

今回の回答となる変換ツールです。

OBSの公式ページにも載っているので安定性高いはず

https://obsproject.com/forum/resources/midikey2key-translates-midi-events-to-key-shortcuts.590/ )

 

 

 

 

 

 

 

変換ツール側設定

MIDIパッドを使ってシーン切り替えするためには、MIDI信号をキー信号に変換することが必要になります。

それをやってくれるのがMidekey2Keyです。

 

設定方法の解説動画はありましたが、要点と注意点を以下記載します。

https://youtu.be/g-ZH_OXOeMc

 

 

①Midikey2Keyを開き、MidiDevicesにAKAI LPD8を設定します。

これは入力元のMIDIパッドを指定する作業です。

今回はMIDIパッドは一つなので、二つとも同じ名前でOKです。

 

②edit actionは後からホットキー編集をする部分なので未選択でOK

 

③Log to Windowにチェックを入れ、スタートを押します。

MIDIパッドからの入力情報がテーブルに表示されるので、それをクリックして変換先のキーストロークを設定していきます。

 

 

パッドを叩いていきます!

一度の入力で、note onとnote offの2系統入力があります。

これは押下時とリリース時に信号が送られているためです。

 

note onの方をダブルクリックしてキー設定します。

 

 

AKAI LPD8にはパッドが8つ付いているので、私は以下のように設定しました。

 

PAD1 ALT+SHIFT+F1

PAD8 ALT+SHIFT+F8

 

つまりPAD1を押せば、ALT+SHIFT+F1の入力があったのと同じように振る舞ってくれるということです。

 

 

 

 

 

 

OBS側設定

設定からホットキーを選びます。
パッド側で操作したいシーンに対応するショートカットを設定します。
 
 
私の場合PAD1を押したら驚いた顔になってもらいたいので、
あらかじめシーンに追加しておいた画像の表示、非表示にALT+SHIFT+F1を設定しました。
 
表示、非表示に同じキーを設定すると、トグルスイッチの扱いになり
一回目押したら表示、二回目押したら非表示という挙動になります。
 

 

 

 

 

 

運用

実際の配信で使う場合は、OBSとMidikey2Keyが立ち上がっている必要があります。
また、MidiKey2KeyのStart/Stopをスタートで起動させる必要があるのでお忘れなきよう!
 
 
 
私は高いので買えませんでしたがなにか!?
 
ではでは
 
追記
検索からたどり着いて読んでくださっている方が少しいるようなので追記しました!
この記事は役に立ちましたでしょうか?
 
もし何かの参考になった方は、もうほんと「あざ」とかでいいのでコメント頂けると嬉しいです〜〜
 
そして、もしあなたがこの記事に興味があったなら、
この記事も参考になるかもしれません。