渤王の三人の部下たち
文衍、莫霄、 海蝶の三人の行方について、続きから
とうとう、献祭という名の処刑の日になる。
当然、渤王は彼らを救うために晋国から駆け付けるが・・・・
ドラマ
当然華々しく登場し、文衍は亡くなってしまいますが、 海蝶と莫霄を救出する
その後二人は、共に江南へ下り、幸せに暮らします。
莫霄と 海蝶はドラマでは端折られていましたが、互いに恋心を抱いています
なので、ドラマ的にはこの二人が生き残る事で丸く収まっています。
原作
しかし、原作では結末は異なっています!
この祭で文衍、 海蝶、莫霄の三人は亡くなる事となり、渤王の苦悩は更に深くなっていきます。
大きな穴の中に、黄土は落ち続け、文衍らは両手足を縛られて、穴に投げ込まれ、生き埋めにされる。
三人はしばらくもがいていたが、彼らが一緒に近づいた後動かなくなる。
朱友珪(ドラマ:楚有圭、二殿下)は穴に見張りを置いて、大きな穴が既に平らに埋められた様子を見ても、まだ足りず、又兵士たちに馬で小山の如き大きな岩を引きずらせて、平らに埋められた穴の上を圧迫し、命の可能性を残さないようにさせる。
この辺、朱友珪(ドラマ:楚有圭、二殿下)の渤王に対する恨みがそのまま、この三人に向けられた感を受けます。
その為か、渤王は三人にされた仕打ちに怒る
ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ
渤王は歯を食いしばって全力を出し、巨岩はついにゆっくりと動きはじめ、埋められた穴が完全に現れるまで彼は巨石を動かし続け、手を放した時直ぐに鮮血を吐きだし、力は既に大幅に損なわれていた。
しかし、彼は少しも休まず、すぐに血だらけの両手で土を掘り起こし、そのスピードは速く、直ぐに一人を掘り当てる!
(中略)
彼は莫霄を黄土から引き上げ、その背後に力を入れてたたいたが、莫霄は何の反応も示さず、渤王は再び重々しく叩き、莫霄の口や鼻からは鮮血が流れ出る。
「莫霄!」
渤王は突然 心が乱れ、莫霄を置いて続けて土を掘り返し、 海蝶と文衍を次々と掘り返し、同じく二人の背中を叩いたが、どのような反応もなく、文衍は既に武功を失い、土から掘り返した時には黒血が流れ出し、その姿は猛毒による中毒死のようだった。
なので、この後 摘星ちゃんを助け、晋国に帰国した渤王はドラマより更にズタボロなのです。
次回も続きます