父と私

昨日 父宅に行き話しを一通り聞いてきました。

父の希望の治療方針や保険の事や家の事を話され私はちょっと待ってちょっと待ってと笑を交えて話しました。

え？え？今その話いる？辞めて頂きたい

保険の書類はこれで…

家の書類がこれで…っていうから

ちょっと待ってー！まだその話いらない。

葬儀はー…何ていうから更に私はお父さんに ちょっとマジ待って 

色々話した中で

父と私家族で春休みに旅行に行きたいと提案したのですが思い出が増えると悲しくなるから 今はそっとして欲しいとの事

抗がん剤や放射線治療やオペは一切しない。

67歳の父に抗がん剤をして延命をして欲しいなんて気持ちは私もさらさら無く

父の好きな様にさせたい。

父がお迎えがきたら速やかに行くというのでそこは私も突っ込みを入れた

速やかに行かなくても良いじゃん

抵抗してよ

何？速やかにってw急いで行くって事？

穏やかの間違いだよねと突っ込み入れましたよ。

私は両親にはとても感謝をしている。

私を大切にしてくれてありがとう。

私の父でいてくれてありがとう。

父にそういうと…

お前の一生懸命な姿をずっと見てきて

⚪️のような娘に育ってくれた事を誇りに思うよ。という父の言葉に私は泣いてしまった。

まだ時間はある。

父はギリギリまで仕事をしたいといったのですが 父らしいなぁと思った。

私の家へ引っ越してきたらよいのに

そうしたら食事も私が作るのに…

父は嫌だよー自分の家が一番だよ。

またまた父らしい。

頑固一徹

父が旦那に私と子供達の事を頼むぞ？

昔お母さんが亡くなった時の私のメンタルが崩壊してしまった事を見て心配になりこの子はわしが死んだら…また崩壊する。

だから 頼むぞ？と旦那と話しをしていた。

父は普段お酒は飲まない…

冷蔵庫にビールがあった。

飲みたい時もあるのかな。

そりゃ飲みたくなるよね。

私は昨日は気持ちがいっぱいいっぱいで眠れず でも信じることも出来ない 何処か他人事の様な変な感じだった。

血の気が引くってこんな感じかな？

今日出勤はしたものの 30分で早退

大変申し訳ないのだけど仕事なんてやってる場合じゃない。

仕事には責任を持たなければいけないのだけど 自分の大切な家族との時間を削る必要性は全く感じません。

旦那さんが亡くなり一週間で仕事に復帰する人もいる。

そんな風に園長に言われたけど私には無理ですな 

仕事を辞めたいと本当に思った。

仕事をやめて父との時間を大切にしたいと

一分一秒が惜しい。

きっとこれからお母さんの時の様に思う気持ちが大きくなるのだろうなぁと思う。

忙いで帰宅して少し病気について調べて

緩和ケアのある病院をピックアップしたり

一番辛いのは父

私が泣いてはいけない。

私は父の拠り所にならなくてはいけない。

大切な家族が病気になる度思う。

変わってあげられたらどんなに良いだろうか？

母の時も 娘の時も父の時も

そばで何も出来ない事が一番辛い。

これからは2日に一度は実家へ帰り父に夕飯を届けるつもりです。

仕事終了後だからかなりハードだけど今私が出来ることはそれ位だから

私の家から首都高で一時間

東京の端と端

世田谷区から江戸川区まで通います。

下旬 また医科歯科大に行くので同行をして主治医と話しをして来たいと思います。

父が好きなもの

月と太陽と空と海

どうにかして旅行に連れて行きたい

また作戦を練りたいと思います。