名作探訪!東方神起ユンホが熱演した『国際市場で逢いましょう』
音楽の世界だけでなく俳優としても評価が高い東方神起のユンホ。これまでも様々な作品に出演しているが、中でも名作として評価が高いのが映画『国際市場で逢いましょう』である。
ユンホはハツラツとした演技を見せた
2014年に韓国で公開された映画『国際市場で逢いましょう』は、朝鮮戦争の混乱の中で釜山(プサン)に逃げてきた1人の少年が、その後に激動の韓国で必死に生きて老人になっていく物語だった。
この映画の中で、ユンホの出演シーンは確かに短かったのだが、とても重要な場面での登場だった。
彼は、同じ郷土出身の大物歌手ナム・ジンに扮していた。
このナム・ジンはベトナム戦争に派兵されていたので、ユンホの出演シーンも戦場となっていた。
本来なら、非常に緊迫感がともなう戦場場面なのだが、ユンホはハツラツとした演技を見せていた。
もし彼が歩兵になっていれば
映画『国際市場で逢いましょう』の中で輝いていたユンホの笑顔が忘れられない。
そこは戦場の真っ只中。震えが止まらなくても不思議はないのに、ユンホが演じた軍人は笑顔でピンチを切り抜けていた。
特に、饒舌な語りにグイグイと引き込まれていく。
それはまるで「苦しくても嘆かないで! きっとなんとかなりますよ」と周囲を励ましているかのようだった。
「なるほど。監督がユンホを起用した意図はここにあったのか」
そう納得できるように、戦場の場面でユンホは「生きる喜び」を全身で大いにあらわしていた。
しかも、その軍服姿の凛々しいこと。彼の兵役中に軍楽隊の服装をたくさん見ることができたが、もし彼が歩兵になっていれば「こんなふうに軍務に励んでいたのか」と思わせる雰囲気が映画の中にあふれていた。
兵役で最善を尽くせた原動力の1つ
ユンホが出演していた『国際市場で逢いましょう』。まさに、涙なくして見られない映画だった。
特に、非常に印象的な言葉があった。
それは、主人公が「つらい時代に生きて苦しみを味わったのが、子供たちでなく、自分たちで良かった」と言ったセリフである。
主人公は朝鮮戦争のときに北から釜山に逃れてきて、苦しい生活に明け暮れた。西ドイツの炭鉱に出稼ぎに行ったときは落盤事故で瀕死に陥ったし、ベトナム戦争でも大怪我をしてしまった。すべては韓国が貧しかったからだ。
そうした親世代の苦労の末に、韓国は経済成長を果たした。そのおかげで、息子たちの世代は不自由のない暮らしができたのである。
そのことをユンホも感謝していたに違いない。その感謝こそが、彼が兵役であれほど最善を尽くせた原動力の1つだったかもしれない。
文=「ロコレ」編集部
ユノがこれまでに出演したドラマや映画は多くないけれど、私にとってどのキャラクターも人間味溢れるとっても魅力的なものでした。
そう思う一つに、ユノは演じるときに「自分(俳優チョンユノまたはユノユノ)を綺麗に見せようとしない」からかもしれません。
俳優であったり、アイドルであったり・・・役(キャラ)ではなく個(自分)をかっこよく見せよう、きれいに見せようというのが少しでも感じられると萎えるもので。
演技のうまい下手は専門家ではないので偉そうに語ることはできないけれど・・・
例えば国際市場で出てくるユノはもうナムジンでしかないんですよね~演技を上手い下手に分けるとしたらそういうのを「上手い」というんじゃないのかなって思います。素人からすればね。
でも観客ってその大半が素人ですよね^^
俳優チョンユノの大ファンとしては、もっともっと色んな役を演じるユノが観たい!
たくさん、たくさん!!
(画像お借りしました)