西国第七番札所
岡寺(龍蓋寺)
(奈良県明日香村)
岡寺は奈良県明日香村の東、岡山の中腹に位置しています。
『岡寺』という名は地名に因る名で正式には、
山号は東光山(とうこうさん)・院号は真珠院(しんじゅいん)・法名は龍蓋寺(りゅうがいじ)
となり『東光山 真珠院 龍蓋寺』となります。
しかし古くからこの土地の名から『岡にある寺』=『岡寺』として親しみもこめて呼ばれており、
現在でも正式名の『龍蓋寺』よりも『岡寺』と呼ばれています。
真言宗豊山派に属しており西国三十三ヶ所観音霊場の第七番札所です。
また日本最初やくよけ霊場としても知られています。
(旅する明日香ネットより)
壷阪寺から明日香村ののどかな田園風景を楽しみながら
約15分で岡寺に到着です。
正面には仁王門
仁王門の先にはダリアで埋め尽くされた
花手水舎がありました。
ダリアは別名「天竺牡丹」とも呼ばれ
色とりどりの花が参拝者を出迎えてくれます。
本堂に向かう石段には
紫陽花の花
鉢植えの紫陽花が
本堂へと導いてくれました。
本堂
歴史的物語として有名な「水鏡」は内大臣 中山忠親の作といわれ、
鎌倉初期になったものではありますが、その書き出しに、
「つつしむべき年にて、すぎにし きさらぎの初午の日、龍蓋寺へ まうで侍り」
と、厄年(つつしむべき年)の時の二月(きさらぎ)の初午の日に岡寺(龍蓋寺)へお参りするとよいと書かれており、
当時すでに「岡寺厄除参り」が定着していたという事がわかる文献であり、
その事から日本で最初の厄除け霊場であるといわれています。
(岡寺HPより)
本堂前の花手水
- 岡寺では、仁王門近くの手水舎や池にダリアの花を浮かべる「華の池」が開かれています。
- 9年前、県内の業者から早い時期に咲いたため出荷できず廃棄予定のダリアをお供えされた事をきっかけに、
- GWの時期に奉納されたダリアを浮かべています。
- 残念ながら「華の池」は終わってしまいましたが
- 四季折々たくさんの御花が岡寺の境内に奉納されるようになりました。
岡寺のビュースポットは本堂から稲荷社へ向かう参道
水路や石畳の脇に紫陽花が飾られています。
陽ざしが強くて白くなってしまいましたが
森の奥に誘うような場所
”花を撮るなら曇り空” そんな景色でした。
余談ですが…
ここでの出来事も含めて
最近ワンちゃんを連れてきて
一押しのビュースポットに何匹も並ばせて
写真を撮っている人をよく見かけます。
飼い主さん同士盛り上がってお祭り騒ぎ
長い時間の撮影でモデルのワンちゃんはヘトヘトでかわいそう
外国人観光客のマナーの悪さをよく指摘されますが
飼い主さんの周りへの配慮も
よろしくお願いします。
岡寺つづきます。
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