秋田竿燈まつり
秋田県秋田市
竿燈まつりは、約270年もの歴史をもつ国重要無形民俗文化財で、
長い竹竿にたくさんの提灯を吊るした「竿燈」を、「差し手」と呼ばれる腕自慢たちが
手のひら、額、肩、腰に乗せ、絶妙なバランスで操る伝統的なおまつりです。
竿燈全体を稲穂に、吊るされた提灯を米俵に見立て、五穀豊穣を祈願します。
(ときめく、とうほくより)
18:50いよいよ竿灯まつりが始まります。
私たちは中央分離帯に特設されたひな壇で観賞します。
動画もあります
笛の音と同時に竿燈を立ち上げます。
竿燈が上手にあがると「ドッコイショー、ドッコイショ」という掛け声で盛り立てていきます。
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中央分離帯の木がちょっとおじゃまでしたが
夏の夜空に一斉に立ち上がる約280本の竿燈はとても美しく
ねぶた祭とはまた違った迫力がありました。
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米俵を模した提灯には、町内の象徴となる町紋が描かれています。
協賛企業のロゴが入った提燈もたくさん見かけました。
これだけ大きな夏祭りを維持していくためには
たくさんのスポンサーがあってこそ成りたっているのでしょうね~
竿燈の長さは5mから12mで、最大で46個の提灯を吊り下げた竿燈は50kgもの重さがあります。
大きな竿燈を自在に操る差し手の技は、力四分、技六分と言われ、日々の訓練とバランス感覚が必要です。
秋田っ子は幼少の頃からほうきで練習をしてきたそうです。
休憩を入れて3回演技が行われ
20:35からはふれあい竿燈
観客も交えて竿燈に触ったり写真を撮ったりできるようです。
私たちはこれから鶴岡まで移動しなければならないので
急いでバスの待機場所まで向かいました。
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