名勝養浩館庭園
福井県福井市
養浩館は福井藩主松平家の別邸で、
江戸時代には「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と称されていました。
庭と密接な関連の基に建造された池の周囲の書院建築の数々と、
広大清澄な園池を主体とした回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)は
江戸中期を代表する名園の一つとして広く知られていました。
福井大空襲で建造物が焼失しましたが、昭和57年に国の名勝に指定されたことが
契機となって、文政6年の「御泉水指図」により近年、整備が行われました。
現在では、建造物・池だけでなく玉砂利・石組・樹木も四季折々に風趣が漂い、
庭園の趣を楽しめます。
(ふくいドットコムより)