母のこと | 手紙

手紙

誰かへ
子どもたちへ
そして自分自身へ

今日、母の病状について

病院から説明がありました


熱も下がり

気管の詰まりも解消


ただ

嚥下は変わらず難しく

鼻からチューブを外せないと・・・




で。



今後のことですが・・・





と話す先生の両脇には

看護師長とソーシャルワーカー




今後を見据えた説明を

妹と私、そしてダンナで聞いて



あとはご家族で話し合って。




という話を

一通り聴いたあと




病院としては面会禁止中なんですけど



と、言いつつ


1人ずつの面会を許可してくれました




まず行ったのは妹




次に私。




私の面会が長かったのか

振り向いたら看護師長はいなくて

詰め所でミーティングしてた😅




ダンナは

『俺はいいわ』


というので


そのまま帰ってきました





脳幹と大脳辺縁系が

欲や怒りといった本能を司り、

大脳表面の大脳新皮質は

理性や良識を司り、

理性が本能を抑えてるという。



そんな脳科学の仮説があるんだって




母の病名は

大脳皮質基底核変性症


いろいろな思いしたんだね。

怒りや本能を抑える

理性や良識の部分が

変性してしまうくらいの・・・




その氷山の一角を

後からではあったけど

聞いたり感じたりした私は

母の味方にも力にもなれず・・・




って。

きっと後悔するって分かってた




でもそれは私の問題。




母に

苦しかったね

大変やってんね

ごめんね・・・


って声をかけ



で。

お母さん、胃ろうしていい?

って訊いた。



もちろん、返事はない。



だから。



ごめん。

私たちの想いでさせてもらうね




母に笑いかけながら

心の中で詫びながら





妹とダンナと合流して


妹とダンナの思いを探る


二人とも、胃ろうって思ってることが分かった



てか。


確認もせず

ワタシ、母に言ったんだけどね😜






お母さん。



親不孝な娘ですみません。



話せたら

めちゃくちゃ文句言いたいだろうなぁと


無言の無表情

だけど何か言いたげな母と

面会するたびにそう思ってる


私の後ろめたさだろうけど

私の勘、当たるからなぁ😅





もっと話したかったけど

一方通行はなかなかしんどい


また。

会えたらいいな・・・