寝る時間になり、横になっていた長男が、自分自身、モヤモヤしていたのか、突然起き出し


「あのさー、学校でー、粘土のさー、なんかー、眼鏡のさー、なんかー、みんな作ったんだよ。」


ん?どゆこと?粘土の時間があって?


「えっとー、なんかー、こーさ、壁にさー、これくらいのさー、作れなかった。」


ん?(捻りながら長男の表情やジェスチャーから汲み取りながら)粘土の時間の時に、長男が作った作品が、自分の中で納得してないまま、終わったって言いたいの?


「うん、そー。(今にも泣きそうな顔の長男)もー、みんな終わってる。」


長男の中では、納得してない作品なんだ?なら、次回あった時に、それを踏まえて、自分が納得行くまで頑張ればいいじゃない?


「先生に言って❢」


何を?


「え?もう少しって(笑)僕、忘れるからさ。忘れたら言って。」


なんでよ。思い出した時に言えばいいやん(笑)


「(笑)忘れちゃうから(笑)」


まー、今回はしょうがないじゃん。また、粘土の時間があった時に、納得行くまで作ったらいいんやない?


「うん。おやすみ。」


はーい。寝て下さーい。


まだモヤモヤするのか、何か言いたげな表情で、見つめる長男。



納得してない作品を、提示している事に、長男の中で悔しいのだろう。


長男よ。沢山学びな。その悔しさをバネに、粘土作品頑張れ。何でも頑張れぃ。




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