今回は時間と気持ちの切り替え、という話をしていきます。
休憩から仕事になる時、休日から平日になる時等、僕達は日々切り替えをしながら生活しています。
しかし切り替えをするのは、苦痛に感じることも少なくないと思います。
特に休みから行動への、切り替えに関しては。
僕も日曜から月曜になる時の切り替えは、なかなか苦痛を感じることがありました。
「休日短か過ぎ」
「一生日曜ならなあ」
みたいなことを考えながら、月曜の朝家を出る時に、「よし!仕事モード!」って感じで切り替えていました。
後々考えた時、これは誤った方法だと気付きました。
急に切り替えるのは、心的負担が大きかったのです。
例えば山と谷を考えた時に、山から谷の方へと下るのは簡単です。
下ろうと思えば一気にできます。
しかし谷から山に向かって進むのは、労力がかかります。
一息ではキツイです。
同様に行動→休みへの切り替えは山→谷と、休み→行動への切り替えは谷→山という関係性になります。
休み→行動に切り替えるのを家から出る瞬間にやるのは、谷から山の方へ一息で駆け上がるようなものだったのです。
一気に変えようとするため、心は重荷を感じていたのです。
正しくは段階的に、行動に変えていく必要がありました。
例えば土日休みで、月曜から仕事になる時。
土曜と日曜の夕方までは、休みとして過ごします。
ただし日曜の夜からは、徐々に仕事モードに切り替えていきます。
翌日の準備をしたり学習に使うことで、自然と脳も体も仕事状態に変わっていきます。
また翌朝起床後にも読書を行ったりすれば、よりモチベーションアップの効果があります。
その結果仕事が始まる時に感じる苦痛は、かなり軽減できるのです。
まずは休日最後の寝る前の時間から、緩やかに変えていくと負担は少ないと思います。
逆に行動→休みの切り替えにも、注意点があります。
行動→休みの切り替えは、山→谷と同様に一気にかえることができます。
しかし処理すべきことが残っている状態で、切り替えるべきではありません。
何故なら行動→休みに切り替えてから、休み→行動に移るのは苦痛を伴うからです。
だから終わらせることは全て片付けてから、休みにシフトした方がよいです。
その方が集中してことに取り組めるし、後ろ髪を引かれることなく休めます。
時間と気持ちの切り替え上手になって、ストレスの少ない生活にしていきましょう!