今回は物事との関わり方をテーマに、話していきたいと思います。
 

世の中は様々なことで、満ち溢れています。
 

それらを大きく2つに分ける際に、ポジティブネガティブかという視点があります。
 

僕達はポジティブ(ex.楽しい、心地よいetc)なことには、自発的に取り組みます。
 

しかしネガティブ(ex.嫌、面倒、役に立ちそうにないetc)なことに関しては、大抵の場合意欲が削がれていきます。
 

なぜならネガティブなことに取り組んで得られる恩恵が、費やした労力に対して割に合わないからです。

 

つまり恩恵>労力であれば、意欲もそこまで削がれずに済むのです。

 

失態を避けるというのも、ある種の恩恵です。

 

例えば身に迫る危機などは、恩恵>労力に該当します。

 

・やらないと怒られるから
・仕事のために仕方なく
・期限が間近だから
 

といった理由があれば、多くの人が重い腰を上げ取り組むと思います。
 

ですが視点を変えると、自身にとってネガティブなことは、実は可能性の塊であると考えられます。
 

なぜならネガティブだと思うことは、僕達が今まで真剣に取り組んだことがない、分野である可能性が高いからです。
 

ほんの一部しか知らない状態で、避けているかもしれないのです。
 

だから最も重要なのは、前向きに取り組む姿勢です。
 

実際に経験することで、いろいろな発見があります。
 

さらに前向きになることで視野が広がり、より多くのことに気付くことが出来ます。
 

例えばビラ配りをする場面。
 

作業として嫌々取り組むと、「取ってくれよ…」と心で呟きながら、ただ時間が経つのを待つだけです。
 

一方意識して取り組めば、
 

どうすれば受け取ってもらえるか?
どういう人が興味を持ってくれそうか?
 

等の考えが頭に浮かんできます。
 

結果として配る量にも、差が現れてくるのです。
 

また違った角度から見ると、前向きに取り組むことは、他の場面で応用するための材料集めとも言えます。
 

例えばビラ配りで相手に受け取ってもらうには、爽やかな笑顔と明るい声が必要である。
 

このような気付きを得た人であれば、他の接客業や人間関係でも同様に対応することで、信頼関係の構築を進めることが可能です。
 

集めた材料はその場で役立つだけでなく、他で応用することでも活躍させられるのです。

 

「嫌だな」、「面倒くさいな」と感じることに遭遇した際は、1つだけでいいので自分の可能性を広げる材料を、見つけてみてください!