今回は時間とお金への接し方について話していきます。
 

時間とお金は大切だという認識は、誰しも持っていると思います。
 

時は金なりという格言もありますよね。
 

でも多くの人が、時間とお金に振り回されてしまっていると思います。
 

僕自身例外でなく、気づいたら休日が終わっていたり、貯金が全然増えていなかったり。

 

ですが時間とお金の接し方を、見直していく過程で様々な気付きがありました。

 

実は時間とお金には、共通点がいくつも存在します。
 

共通点を理解することで、時間とお金に支配されるのでなく、支配下に置けるように変えられます。
 

一つは価値交換に適している点です。
 

何故時間とお金が価値交換に適しているかというと、誰もが多少は持っており、かつ交換が簡単だからです。
 

お金は払いさえすれば、商品やサービス等を基本的に問わず、様々な価値と交換できます。
 

もし車が欲しい場合、持ってさえいればお金を払えば一瞬で終わります。
 

しかし車と引き換える場合にお金ではなく、限定生産された世界に100枚しかない金貨と交換と言われたとしたら。
 

その金貨を持っていなければ話は終わりですし、金貨を探すにしても手間がかかります。
 

時間に関して言えば、時給何円といった形で、労働時間がお金に変換されています。
 

子供時代の記憶になりますが、「家の手伝いをすれば好きなものを買ってあげるよ」と言われて、頑張ったことも何度かあります。
 

このように時間とお金は、みんなが持っていて、かつ交換が簡単なのです。
 

他にも共通点があります。

 

時間とお金は人生を豊かにする資源であることです。
 

誰もがお金の不安を、抱いたことがあると思います。
 

特に日本経済は停滞し、税金は上がり、売られている商品も値上がったり。
 

つまりお金の心配事は、身の回りに沢山あるのです。
 

しかしお金が十分にあれば、お金に対する苦しみはなくなります。
 

それどころか、お金があれば自由な生活を実現するのも不可能ではありません。
 

時間はどうでしょうか。
 

時間を十分持っていれば、自分の望むことを、好きなだけ行えます。
 

お金だけあっても時間がなければ、まさに宝の持ち腐れ状態になってしまいます。
 

例えば海外旅行が好きで諸国漫遊したいから、働いてお金を貯めたとします。
 

様々な国を巡るには移動とかも考えると、1ヶ月単位で時間が必要になると思います。
 

しかし仕事柄そんな長期の休みを取ることができない。
 

だから国内や近隣の国で我慢する。
 

時間があれば満たされた夢を、妥協しなければいけなくなったのです。
 

時間とお金が十分にあることで、人生の豊かさは変わってくるのです。
 

一方でよくある過ちにも、共通点があります。
 

それは浪費してしまうことです。
 

お金であれば、必要かどうかわからないのに、欲しいものを手当たり次第買ってしまったり。
 

ギャンブルで一攫千金狙ってみたり。
 

これらの行為は、お金をドブに捨てているに他なりません。
 

時間にも同じことが言えます。
 

何もすることがないからと、休日はボーッとして終わってしまった。
 

やらなきゃならないことから目を背けて、遊び等の娯楽に費やしてしまったり。
 

そうすると結局何一つ達成されないまま、時間は過ぎ去っていきます。
 

時間をドブに捨てていると言っても、言い過ぎではないわけです。
 

時間とお金は良くも悪くも似ています。

 

まずは自身が時間とお金を、どのように使っているか見直してみてください。

 

おそらく何かしらの、浪費ポイントが見つかると思います。
 

浪費している箇所を改善すれば、資産として扱える時間とお金が増えます。

 

時間とお金の良い面を引き出せるように、改めてそれぞれの使い方を考えていきましょう!