株式会社モアナチュラル代表
ホメオパス・自然療法家の藤川由紀です。
ホメオパシーカウンセリング真っただ中。
今週も楽しくみなさまのお話や
治癒の過程を一緒に体験させてもらってます。ありがとう

いつも思うのだけれど、
ホメオパシーユーザーさんというのは
ある意味とても勉強家で、
体のことにも興味があって、
好転反応についても理解してくださってる方が多いのは
本当にありがたいことです。
ただ最近気になっているのは、
「悪化」しているかもしれない症状を
好転反応だと思って我慢しているケースがある
ということ。
前にもブログに書いたのだけど、
「好転反応」という概念は、
治療家にとっては実は都合がいい、
ということを理解しているかな?
そう考えてみたことがある人は
多くないと思う。。。。
(ここではあまり詳しく書かないでおくけど・・・。)
レメディがヒットする時、
確かに一時的な悪化=好転反応が起こることはある。
でもこれは
「一時的」だし
必ずどこかで良くなってる”感覚”が 自分の中にあるものなのだよ。
間違っても1カ月とか続かない。
(厳密には病気の深さによって違うけれど、
長い好転反応は副腎疲労にもつながるのでお勧めしない。)
そして好転反応が終わった後、
前より”根本的に”良くなっていなければ好転反応じゃない、
と覚えておいてほしい。
特にアトピーさんの場合、
レメディを飲んで、皮膚の炎症がひどくなる時がある。
多くの人は、
・レメディがヒットしたんだ。
・これは好転反応なんだ。
と思って忍耐強く耐えてるのだけど、
(レメディがなにかしら作用していても)
ただ症状を悪化させているだけで
根本的に治ってはいない場合がとても多い気がするよ。
長引く症状には要注意です。
「レメディがヒットする」
ということの本当の意味は、
好転反応が起きることじゃなくて、
症状が改善されて楽になることだ ということを
いま一度、みんなに認識してもらいたいな。
とても当たり前のことなんだけど・・・。
そして、あまりよくなっていないなら
その治療法、治療家を見直してもいいと思います。
それにね、体のことを深く勉強しているとね、
この業界でみんながいう
「デトックス・解毒」ってなんのことだろう?
と思う時があるのね。
やっぱりデトックスの一番の臓器は
肝臓なわけで、そこから胆汁を使って
腸内に毒を排出し便から出すのよ。(他の方法もあるけれど。)
そしてその解毒のためにも
グルタチオンとか
メタロチオネインとか
そういう物質が必要で、
それらの物質をつくるためには
たんぱく質やミネラルなどが絶対的に必要。
栄養がなければデトックスは進まない。
ホメオパシーは治癒のスイッチを入れるけれど、
デトックスのための材料がなければ
炎症が長引くだけになってしまうのだよ。
病気が長い人ほど
栄養の問題を抱えていることは多い。
だからこそ、上手なアプローチが必要だなと思ってます。
少しづつ栄養の話もこれからしていくけれど、
今日のところは
好転反応という症状に苦しむ人が少しでも減ることを願って。
ではまた。
サロンの桜はこれから開花♪