今日のお供はこちらの本。
今日は「原爆の日」。
68年前、日本はアメリカによって、広島に原爆を落とされたのです。
多くの命が犠牲になりました。
はっきりいって、私は歴史というものに今まで全く興味がなくてね。
調べたこともなかったのね。
だから、こんな風に思ってきたの。
「かつて日本は侵略戦争をおこし、
アジアの国々を支配し、人々を傷つけ、従軍慰安婦などの問題もおこし、
ひどい行いをした。
他国から戦争のことを非難されたのなら、きちんと自分たちの非を認め、
謝るのが当然だ。
原爆は、戦争を終わらせるために、アメリカが落としたもので、
仕方がなかった、という側面もある。
ただ、全く罪のない女性や子どもを無差別に攻撃するやり方は、ひどい。
二度とあのような悲劇が起きないようにするためにも、
唯一核を落とされた国の人間として、その被害を胸に刻んで、教訓とし、
非武装国家としての誇りを持ち、これからも武器を持たずにいるべきだ。」
とね。
「?。これの何が変なの?」
って思う方も、もしかしたら沢山いると思うし、
「あらあら・・・」と苦笑いする方も実は結構いると思う。
私はこの件に関して自分の意見を言うのは、まだやめておこうと思っているけれど、
ただ、医療・健康分野を突き詰めていったら、経済を知ることになって
そして、政治、さらに歴史、といろいろと真実を求めていくと、
なんだか今まで思っていた自分の認識は、
全然違うみたいだぞ。
と思うようになってきたことだけは、
お伝えしておこうと思うのね。
原爆投下については、
映画監督のオリバーストーンも言っているようだけれど、
アメリカは軍事上の必要に迫られて原爆を落としたのではなく、
(当時の)ソビエトを牽制し、戦後の交渉を優位に運ぶという
外交目的のために投下した。という説や
(これは日本の教科書にものってるみたいだけど)
人体実験だった。という説もある。
だから広島にはウラン型、長崎にはプルトニウム型、と異なる2種類の原爆を投下した
という風にも言われている。
一応、Wikipediaのリンクをはっておくね。
少しは参考なるかもしれないから。
「アメリカ 原爆 理由」などで、ググってみるのも良いかも。
物事にはいろいろな側面があるので、どれかに偏りすぎず、あくまでも
ひとつの意見として参考にする。そして自分で考える材料の一つにするってこと
忘れないでね。
ああ。今日は原爆じゃなくて、原発のことを書こうと思っていたのに、
話がそれてしまったよ~。
「原発。」
この間、原発賛成派という方にお会いして、ビックリしてしまったのだけれど、
もちろんまだまだ原発に賛成というかたもいるわけだよね。
でも私は、やっぱり原発はいらない。と言いたい。
原爆を落とされ、東日本大震災で原発のやっかいさを
まざまざと見せつけられている日本。
その日本が、どうして他の国に原発を輸出しよう、なんて思うのか。。。
悲しくなってしまう。
原発は今やめることを決めても、この先何百年も管理が必要なのです。
以前、
原爆を落とされた日本だからこそ、この悲劇を教訓にし、
そのエネルギーを日本の高い技術をもって安全な形に変えて、
世の中の役に立つようにする。日本はその使命を担っている。
と、原発を推進している人がいました。
私も一瞬、なるほど~、そういう考え方もあるのか。と思ったけれど、
でもね。日本は戦争に負けたとき、
GHQが日本の原子力の技術を全てとりあげたんだよ。
敗戦国の日本は核兵器に転用しうる原子力研究を禁止されたの。
それもあって、日本の原発の技術は遅れに遅れを取っていて、
だからこそ海外からの技術提携がなければ、原発はたてれなかったわけで・・・。
それに原発って、1970年以前にはなかったんだよね。
たったの40年でこれだけ増えてしまって・・・。
原爆の日。みんなもいろいろと考えてみてね。
沢山の情報を集めて、その中で今の自分なりの意見を持つ、
人任せにしない。
そんなことが大事なんじゃないかと思うのでした。