- audibleの"聞きかじり"中
先日、Amazon audibleの1ヵ月無料オファーが来た時に、思いついて登録し、いろいろ聞きかじっているところです。
直木賞作家の小川哲さんも、これからの時代は耳で聞く読書の可能性について講演で触れられていたのを聞いたことがありますが、
まさに"聞きかじり"中の今、感じたのは、
文字を読む読書と違って、耳で聞く読書は、
本の内容と、朗読する声優さんの表現力との、総合的な作品になるのだな、と。
- 白川紺子さんの『京都くれなゐ荘奇譚』をaudibleで聴いてみたらよかったという話
愉しみ読書・白川紺子さんのラノベ(だけれども、かなり文芸に近い)。
私の最近のお気に入りの
『花菱夫妻の退魔帖』
『京都くれなゐ荘奇譚』
それぞれaudibleにあったので、最初を少し聴いてみたところ、
『京都くれなゐ荘奇譚』
楽しめました
続きも聞くぞ!
(画像お借りしました)
なぜ『京都くれなゐ荘奇譚』のaudibleが面白いかというと、やはり、(夫婦が主役の『花菱夫妻』と比べると)こちらはチーム戦で、
登場人物が多数登場するからだと思いました
声優さんの、
それぞれの登場人物毎に異なるセリフの表現力が
聞き応えある
一人何役!?
ナレーター: 疋田 涼子 さん
ところで、『花菱夫妻』も『京都くれなゐ』も
邪霊を祓っていく部分としては同じなのですが、
対比するとこんな感じ?
『花菱夫妻』 ⇔ 『京都くれなゐ』 大正 現代 和色辞典必須 京都ガイド必須 夫婦 チーム ヒロイン・男前 ヒロイン・ほんわか ヒーロー・デレ度高 ヒーロー・ツン度高
『京都くれなゐ』のほうは、チーム戦(?)で、
いろいろな一癖ある人が出てきて楽しい
かつ
皆、それぞれ自分を助けてくれる「職神(しきがみ)」(精霊)の相棒がいるのですが、
それが「白い狼」だったり「狸」だったり
(とくに、「狸」)
いい味だしてていて好きです
※注)
この「「職神(しきがみ)」(精霊)などの、
名前については、漢字が難しいので
(虎の職神の「於菟(おと)」など)
音だけで認識するのは難しく、漢字を見たくなるな、とは思いました
- audibleのおすすめありますか?
ということで、audibleで新たな読書の楽しみを見つけてしまったわたくし
このaudibleがよき!という情報を収集中です
xでこんな情報を見て興味津々(ですが、しんどそうな本・・)
『未来』(著:湊かなえ)
朗読担当の(能年玲奈)さんが尋常じゃなくいい仕事してます。
【のんさんコメント】
湊先生の 10 周年の作品であり、初めてあとがきを書いた作品だと知りました。
そのあとがきを読んだ時に私はこの作品を伝えるという使命を果たさなければならないんだ、と衝撃を受けました。 作品の中にある問題や希望について、たくさんの人に知ってもらいたいと思いましたし、すでに読んだことのある人にとっても、この朗読がいいものとなるようにしなければならないと思いました。
手を差し伸べてくれる人、自分自身が声を上げなきゃいけない事。この物語に浸れば、見えてくる。たくさんの方の未来に、この物語が交わりますように。
のんさん インタビュー『未来』:https://www.audible.co.jp/pd/B0C7L8GYX6
みなさまの、
お気に入りaudible本などありましたら、
是非教えてください