前回のブログにも書かせて頂いた奥様
今週頭に一旦退院の予定だったが…
昨日、ご主人から連絡あり危険な状態との事

私には体調のことも考えて、お見舞いは大丈夫だからねと、言われたが居ても立っても居られず

病室に入り、ご主人と息子さんに挨拶をし、奥様のベッドへ近づく
痛み止めも強く、意識も朦朧の中、目を開け私を見つけると、『大変なのにありがとう。今まで楽しかったわ。きっといい薬が出て来るから…ずっと見守ってるからね』と

本当は力強く答えたかったけど、涙が溢れてちゃんとした言葉が出ない

タップの発表会やご主人とのツーショット、私と一緒に写したデータをカレンダーにして入院の時に持って行って貰おうと、癌が分かった今年4月にプレゼントしたのが、置いてあるのを見つけ心臓が張り裂けそうになった

今日、ドレスが病室に届く
エンディングドレスは地味だから、ウエディングドレスにしたのだと、タップ教室生徒さんが教えてくれた

葬儀の方も好きな花を飾る所まで決めていて、あとは曲や映像どうしようかと3日前に話してたのに

私も出来る限りお手伝いするのでと、約束して別れ、帰宅する
帰宅途中も帰宅してからも涙は止まらず、ご主人に泣いてばかりでごめんなさいとメールをした
返って来た『体がしんどいのにありがとう。1番気持ちを分かって貰ってるyuさんに来て貰えて、妻も喜んでる』の内容に私こそたくさんお世話になったし、心の支えだったからと病室で言えなかった言葉が出てくる
人はいつか旅立つのだけど、やはり身近な人にはまだ何とかいて欲しいという気持ちが強い
でも、あんなに苦しんでいる姿を見ると、それもどうなのかと考えてしまう
