先日、自分の定期検診でCT検査を受けました!
どこか体調を崩したわけではなく、定期的な検査です。
今回の検査の予約をしたのが1年近く前!
予約を前倒しすることなくこの1年間無事に過ごせたという証でもあります。
こういう話も今まではブログでしにくかったので、 ちゃんと書けるのは嬉しいな(*^^*)
だいぶ前にTwitterで病院受診したことをこっそり匂わせたことがあり(病院受診しておっちょこちょいをしたという些細な単なる話題として!)、
そのときは医者としての自己管理を問われるような思いがけない反応も多く、事情も説明してないのに “匂わせ” が一番良くないなと反省して消しちゃったという経緯があります^_^;
なので、今回はお話すると
私の場合は放射線治療はがんの初発と再発で2度受けていて、今回は放射線を照射した肺のダメージの経過をみるためのCT検査でした!
通常同じ場所に高い線量で2度放射線治療を行うことはあまりなく、合併症を考えるとすごく悩ましい選択だったのですが、
再発までの期間も短くがんの勢いもあったため2度目の放射線治療を行うことにして、私のケースではなんとか勢いのあったがんを封じ込めることができました。
その治療が11年以上前の話。
今も定期的な受診は続いています。
私は時々「がんを克服してすごいね」と私の病気のことを知っている人から声をかけてもらいますが、
実は自分の中ではがんを“克服”できた気分になったことは1度もないんです。
当時は10年経ったら病気のことを完全に忘れられてるのかなとも想像していましたが、実際はそういうわけでもなく、肺のことや再発・二次がんの不安がよぎることもありますし、私の頭の中からがんの存在感がなくなったことはないです。
がん細胞が消えても、体が元気でも、告知された18歳のあの日からずっと私はがんと共に生きている。それでもまるで1人かのように振る舞いながら前へ進んでる。
がんに限らず、病気ってそういうものなんですよね。
この経験がなければ、私は数値や検査結果など表面的なことだけをみてその人が抱えているものを感じとれない高慢で無神経な医者となっていたんじゃないかと思います...
そんなことをぼんやり考えながらCTの機械の中に入っていました(o^^o)笑
のんきに思いを巡らせながら検査を受けられる未来があるなんて、あの頃は想像もできなかった!
幸せです。
さて、先日は元気にロケへ行きましたよー♪♪
躍動感のある写真を撮りたくて、なぜかバレーボールをしてるふりo(^▽^)o笑