10年 | 川村優希オフィシャルブログ「川村優希の 優希100%なカルテ」Powered by Ameba

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内科、予防医学、アンチエイジングを専門とする医師です。

2月も折り返し。
今月は28日までしかないから更にあっという間に終わってしまいそうですね(><)

昨日から安室ちゃんが7年ぶりに故郷沖縄で凱旋ライブ(o^^o)行きたかったな〜
前回はデビュー20周年記念で沖縄の野外ステージでのライブが計画されていたけれど台風で中止になってしまったんですよね。。
そんな経緯もあり、ついに!ついに!という思いが強くて、安室ちゃんも感極まって泣いちゃうかな〜なんて考えながら、昨日ずっとそわそわしてました笑 
でも安室ちゃんはおかえりコールがいっぱいの中でも、沖縄だからといって特別なことをしたり言ったりせず、至って通常営業だったそうです(*^^*)
そんなところも好きです♪笑



さて、今日は共有したいニュースを載せようかと思います。
今朝のニュースから。
 
がん10年生存率58.5% 5年は69.4%、改善進む

"国立がん研究センター(東京都中央区)は15日、平成12~15年に全国20施設で胃、大腸、肺、肝臓など16部位のがんと診断された患者約4万5千人の10年後の生存率が58・5%(前年比0・3ポイント増)だったと明らかにした"
 


10年という長いスパンの生存率を大規模データから分析したのは昨年が初めて。がん治療の評価としてとても貴重な発表でした。


今回発表された生存率は昨年とほぼ同水準でしたが、これは2000年〜2003年にかけて診断・治療された患者さんのデータなので、現在診断されている人たちはより良い治療経過になっている可能性が高いと思われます。


診断も治療も日々進んでいますからね(*^^*)
診断技術の向上や検診の普及で早期診断例も増えていますし、新たな抗がん剤や治療法も出ています。

直接的な治療方法だけではなく、抗がん剤の副作用を抑えて治療を継続しやすくするような薬剤や治療環境のサポート、心理的なケアも少しずつ進歩していると思います。
 
 
全国がん(成人病)センター協議会のサイトで部位別・ステージ別の生存率などより細かい情報が載せられています。http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/
これをみると早期発見がどれほど大事か、数字で実感しますよ!

 
また一部のがんでは5年生存率から10年生存率の低下幅が大きくなっています。(肝臓がんは5年生存率が34.1%→10年生存率16.4%など)
5年頑張って乗り越えても、再発や晩期の合併症など闘いは続き、がんという疾患がいかに長期間人生に影響を及ぼすのか、一人ひとりの人生を想像して考え込んでしまいました。
 
別の視点がみると、それだけ共存期間も長くなるということです。もちろん闘病のためだけに生きているわけではなく、闘病はその人の人生の一部にすぎません。
病気と共存しながら人生を豊かにするという認識が、医療者を含めてもっと高まるといいなと思っています(o^^o)
 



今日は最後に、

先日番組の収録の写真を載せます♪
 
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 何の番組かわかるかなー(*^^*)
また詳細は改めて書きますね!