マイコ | 川村優希オフィシャルブログ「川村優希の 優希100%なカルテ」Powered by Ameba

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内科、予防医学、アンチエイジングを専門とする医師です。

いまマイコがはやってます。

マイコといっても医者が言う場合は人の名前ではなく、マイコプラズマ肺炎のことです(o^^o)

 

今年はマイコプラズマ肺炎が流行の兆しを見せているんです。

国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報が本日更新。

今月10-16日に全国約500の医療機関から報告があったマイコプラズマ肺炎の患者数は1医療機関あたり1.23人でした。

 

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太赤字が今年の定点当たり報告数のグラフです。

今の時期で比較すると報告数が過去10年で最大ペースとなっていますね。

この図の横軸は年間の第何週であるかをあらわしていて、左側が年始、右側が年末です。

10月10-16日は第41週です。シーズン的にもこれからさらに本格化するおそれがあります。

 

 

マイコプラズマ肺炎は子供〜青年期に多い肺炎の1つです。もちろん大人になってからもかかることがあります。

 

症状は2-3週間の潜伏期間のあとに発熱や頭痛、全身倦怠感から症状が始まり、少し遅れて3-5日するとが出始めます。

咳ははじめは痰をともなわない乾性のものが多く、次第に痰が絡んできます。夜も眠れないほど咳き込みがひどくなるケースもあります。他の症状がおさまっても咳が3-4週間長引いてしまいます。

 

マイコプラズマ肺炎の原因となる病原体「肺炎マイコプラズマ」は通常の細菌とは違い、細胞壁(細胞の骨格)を持ちません。

なので細胞壁をターゲットとして作用する抗菌薬は効かず、有効である抗菌薬の種類は限られています(マクロライド系やニューキノロン系などの抗菌薬を用います)

 近年はマクロライド系が効かないマイコプラズマも増えてきているのが問題になっています。(耐性菌)


基本的には軽症ですむ人が多いですが、初期は軽症であっても一部入院治療が必要なほど重症化することもあります。

 

咳しぶきや患者さんとの身近な接触で感染するので、咳をしている方はマスクを着用するなど咳エチケットをしっかりしていきましょう(*^^*)

 

私が10年近く前にマイコになったときは激しい咳が1ヶ月以上に渡ってとまらず辛かった記憶があります。


他の感染症と同様、こまめな手洗いも重要な予防策になりますよ。徹底してくださいね(o^^o)



さて話はかわって、

月末になったら載せようと思っていたハロウィンの写真をいくつか載せます!


今月はじめにハロウィンパーティーしたときは気が早すぎて世間の雰囲気から浮いてたので、ようやく馴染んできた頃合でアップしてみます。笑


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毎年同じお店で集まってるんですよ♪
例年は荷物置き場にしてしまっているベッドの上で今年は写真を撮りました。
ポーズはおばけのポーズ??
そのときは盛り上がっていてもいま見るとよくわからないです(^^;;




あとは笑えた隠し撮りの写真を!


なにやら

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内緒話してるところを隠し撮りされてました笑



これも...

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真剣に話し合い中だったようです(*^^*)




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みんなちゃんと座ってるのに私だけリラックスしすぎで社長座りなのがうけました笑

話が尽きない楽しいハロウィンパーティーでした!





今週ももう金曜日ですね。
今日の東京は早くもダウンコートを着たいくらい寒かった。。
みなさん、良い週末をお過ごしください(o^^o)‼︎