室内で仕事していてもじわじわと汗が出てきて、なんだかバテ気味の私です。
これからますます熱中症対策も気をつけないといけませんね>_<
熱中症予防に関して、よく患者さんから聞かれるのが
「何を飲むのが1番良いんですか?」
ということ。
気をつけなければならないのは、汗をかくということは水分だけではなく塩分も失われるということです。
少量の汗の場合は、塩分はそこまで失われないため水やお茶による水分補給で対応できるのですが、
体重の2%以上の大量の汗をかいた場合は、水分と同時に塩分も不足します!
ナトリウムも含まれている飲み物を選びましょう!
ナトリウム40~80mg/100ml程度が推奨されています。
また、水分を小腸で吸収する際に、ナトリウムとブドウ糖が含まれることで吸収効率があがるので
糖分も含まれている飲み物を選びましょう!
しかし、糖分の濃度が高すぎると今度は水分の吸収が遅くなってしまいます。
2.5%(2.5g/100ml)の濃度が一番水分の吸収が早いというデータもあり、一般的には5%以下が適していると考えられています。
市販のスポーツドリンクでは糖分が多すぎるものもありますので、そういうときは水で薄める方が良いです。
2.5%(2.5g/100ml)の濃度が一番水分の吸収が早いというデータもあり、一般的には5%以下が適していると考えられています。
市販のスポーツドリンクでは糖分が多すぎるものもありますので、そういうときは水で薄める方が良いです。
2倍くらいに薄めて大丈夫です。
また、冷えた飲み物は胃腸の体温を急激に下げるため、体温を上げようと胃腸への血流が増えます。
ただでさえ脱水の状態で、冷えた飲み物を飲むと他臓器への血流が下がり、熱中症の症状が悪化することがありますので、
特に、高齢者や子供の場合は常温の飲み物の方がおすすめです。
また、冷えた飲み物は胃腸の体温を急激に下げるため、体温を上げようと胃腸への血流が増えます。
ただでさえ脱水の状態で、冷えた飲み物を飲むと他臓器への血流が下がり、熱中症の症状が悪化することがありますので、
特に、高齢者や子供の場合は常温の飲み物の方がおすすめです。
以上をふまえると
経口補水液はスポーツドリンクに比べて、電解質濃度が高く、糖分が少ないので、
効率よく熱中症対策ができます。
ドラッグストアでも手軽に買えますし、家で水1リットルに対して食塩3g、砂糖40gで作ることもできます。
ドラッグストアでも手軽に買えますし、家で水1リットルに対して食塩3g、砂糖40gで作ることもできます。
私のおすすめはレモン果汁やグレープフルーツ果汁を加えること☆飲みやすくなりますよ(*^^*)
もちろん、塩分が高いので日常的に飲むものではなく、あくまで熱中症対策として摂取してくださいね!
水分の吸収は30分~1時間かかるので、のどの渇きを感じてから水分摂取するのでは遅いです。
特に外でのイベントや運動時は、こまめな水分摂取をお願いします(*^^*)‼︎
夏本番まであと少しです。