撮影:20240513 撮影場所:潮州古城牌坊街【茶山酒肆】店。綺麗な若い女性(店長?!)が潮州工夫茶の炭起こし方を教えてくれた。
その日学んだこと:
①使う炭は日本の備長炭のようなものだった。オリーブの種、烏欖炭(黒オリーブ炭)やクルミの加工品「核桃炭」も使うが、後者は火の持続性があるが、火起こしとして時間がかかるので最初は木炭を使う。
②炭の下にすこし灰を敷く
③炭同士に隙間を開けて置く(空気が入るように)
④最初はブルーの固形燃料を使う。茶道の炭手間のように水屋で炭起こしをしてから炉に入れる人もいるが、直接炉に燃料を入れて火起こしする人が結構多いという(直接派)。特に湯沸かしが黒く染められても気にしない人は直接派が多い。店長が、黒くなったキビショ(湯沸かし)はいい景色と思っている方なので直接派である。
⑤そのためすこし煙があがるし、高価な銀瓶などはこのやり方をしない。
火起こし12分後。クルミ炭を入れて火の持続性を持たせる。
15分後やっとお湯が沸き、鳳凰単叢(その日、八仙)を淹れ始めた。
潮州から友人のHさんとも合流し、ここから二人の旅がスタート。
潮州のキビショの音を聞きながら飲んだ鳳凰単叢はまた格別に美味しかった。
ここで二人とも鳳凰単叢を購入した。