桜が満開の今頃、湖北省恩施から今年の新茶が来た。中国国産の蒸し製緑茶、恩施玉露。摘みは3月12日。特級。外観は「形似松針、色澤翠緑」(形状は松葉の如き、色澤は翠緑)。本当に美しい。
今日はポット&ティーカップで淹れてみた。
メーカーは恩施市凯迪克富硒茶業有限公司、ブランド名は「立早」。私は2017年一番最初恩施を訪ねた時出逢えた恩施玉露は「立早」だった。現在恩施玉露の三大代表企業としてよく知られている。
2018年、社長の章さんと恩施農業局の方が恩施の田舎の方にある「芭蕉侗族郷」を案内してくださった。恩施地方にはトチャ族(土家族)と苗族が多いことは良く知っていたが、実は侗族の集落もあることは、その時知った。訪問中、小雨だったが、侗族スタイルかどうかわからなかったが、少数民族建築は大変異文化的で、珍しい植物も沢山見かけた。
立早恩施玉露はとても上品な味わいで高級煎茶によくある旨味も感じる逸品だった。
一口メモ
商品:中国製蒸し製緑茶
ブランド名:立早
摘み:2024年3月12日
ランク:特級
淹れ方ティップ:グラスの場合:80度のお湯に3分間浸す。一回2-3g。