『茶の民族誌』p212引用元:《賀県志》に記されている広西賀県の茶 | 船橋市茶文化資料室

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『茶の民族誌』第4章「嶺南の茶と民族」(page212)の引用(青字)

“茶之属。茶之叶制茗不异武彝。向来姜七姜八两都颇收其利。冷水茶出三叉山,味美。仙人茶出三叉山顶,老树三株,高丈余,味清香。“可知在取这里三叉山顶做的茶称为仙人茶,有老树高丈余。”[6]

賀県の茶は“不异武彝”,すなわち福建武夷山の製茶法に似ているとのことと、冷水(村)三叉山頂に老樹があり、地元では「仙人茶」と呼んでいると、県志(1934)に記されている。

 

民国時代の県志に老茶樹の茶は「仙人茶」と呼んでいたようだ。やはり老茶樹はパワーが違うだろうか