嶺南山脈~図でみる五嶺山脈 | 船橋市茶文化資料室

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2020-2024/2中国唐代・陸羽『茶経』
2024/3~現在・『茶の民族誌ー製茶文化の源流』

今回の嶺南地域の旅の収穫は土地勘のなかった場所に、すこしずつ土地勘をつけたという点にある。もちろん方言や地名、食べ物や気候など、まだまだ知らないことが沢山だが、

個人メモ用です。図があるとがわかりやすいので、CCTVの嶺南番組をキャプチャーして描いてみた。

嶺南山脈は中国南部の「五嶺」を指す。

その「五嶺」は図でみると

 

①越城嶺 ②都龐嶺 ③萌渚zhu3嶺 ④騎田嶺 ⑤大庾嶺

の五大山脈の複合体である。

 

上の写真はこちらの嶺南番組のキャプチャーである。見て大変勉強になった。

暇つぶしに五嶺の図を描いてみた。ほんの一部だが、図の中に少数民族の自治県に丸を付けてみた。【嶺南無山不有瑶】(嶺南ではヤオ族が生活していない山がない)という諺のように、嶺南の山間部で長く暮らしてきた少数民族の生活環境を垣間見ることができる。

 

3月22日に訪ねた広東省北部にある韶関市羅坑鎮。まさに嶺南山脈の麓にある美しい村である。

旅報告は次回へ