上をそそうに、下を律儀にこれを信念とする ----- 『山上宗二記の研究 桑田忠親』 河原書店
言葉というは上手く解釈できない場合が多い。これを信念とすると言われると
まさに中国語の諺
「只可意会 不可言伝」 、
つまり、
心で悟ることはできるが,言葉に出して伝えることはできないものである。
この茶の湯名言の中訳は簡単そうで難しい
山上宗二は利休の高弟で、利休の侘茶をもっとも理解している茶人のひとり。
上をそそうに、下を律儀に
表面は粗相であっても内面は丁寧に
外見は粗末に、心を大事に
上位の人は適宜あしらい、下位の人に、細かく心をくだくべし。
中訳:
千利休的高徒-山上宗二最著名的一句传世名言。
很短,且,不好译。山上将这句话定位为茶人应该信奉的理念,看看他的理念是什么.
上をそそうに、下を律儀に
表面粗陋内在细腻。与权贵相处适当就好,与位低的人相处切记细心和关怀。所谓位尊者适度 ,位卑者用心。此为茶人必备的理念。