最初に買った包丁 | まちや 蕎麦日和

まちや 蕎麦日和

札幌市西区の住宅街にある、小さなそば屋です。
摩周産そば粉を使った本格手打ちそばを提供しています。
そんなワンオペそば屋の独り語り。

 

2本のそば切り包丁。手前が今使っている青二鋼の包丁、16万円。その向こう側が、20年前に初めてそば打ちを習った時に購入したもの、ステンレス製で1万5千円。

 

昨日、そば打ち教室を行った時に、久々に古い方を使いました。現役のものはすごく薄くて、切れ味抜群なんですが、少しクセがあって生徒さんには使いにくいと思ったからです。それに比べて、古いものは初心者向けに出来ています。

 

そう思って古い方を使って、デモンストレーションしてみたら、あららこんな感じだっけ・・・、と使い勝手を思い出すまで少し時間がかかってしまいました。

 

そば打ち道具の中でも、そば切り包丁は手に馴染むまで時間がかかります。これまでは、私が使うものと生徒さんが使うものは同じにしていましたが、少し考えた方がいいかなと思っちゃいました。まあ、慣れればなんてことないですけどね。