愛馬の突然の引退が決定。クラブの情報で先日の中京スポーツ杯のレース後、骨折の疑いとのことでしたので覚悟はしていました。



無事であればもう少しやれたのではという気持ちもありますが、でも一時は未勝利を勝ち上がれないかもと思っていたのも事実ですので、それを考えると3勝してくれて本当によく頑張ってくれた、という気持ちの方が大きいですね。


また、この子のおかげで色々なことを体験でき、教えてもらった気がします。以下、ざっと挙げますと、


・名付け親になれたこと

実は初めて馬名が採用されましたラブ



そのこともあり、できる限り現地で応援しようとウインク。無観客競馬場期間中を除くと一度だけ欠席しましたが(そのときは父親の七回忌と重なったのでさすがに)、新潟、東京、中京、京都、阪神、小倉と見に行けたのもいい思い出。


特にデビュー戦において、競馬新聞でその名前を目にしたとき、パドック前の電光掲示板にその名前が映し出されたとき、本馬場入場時に名前を呼ばれたとき、それぞれ感慨深いものがありましたね。


・地方交流競走で勝ち上がったこと

愛馬が地方交流競走に選出されたのは初めてでした。あのとき地方交流競走に選出されなければ、その後の活躍もなかったかなと今でも思っています。


・諦めてはいけないこと

前述の通り、未勝利を勝ち上がれないかも、と思って諦めていた時期もありました。今考えると馬に失礼だったかなと。


勝ち上がった後、半年の間に3勝クラスまで出世。その間はこちらの気持ちが追いつかないほどでしたし、ちょっとした確変状態を味あわせてくれました。


・無観客競馬で見に行けなかったこと

3勝のうち2つは現地で見ることができませんでしたが、こればかりは仕方ないですね。


・連勝してくれたこと

愛馬の連勝は初。降級制度がなくなった今、ポンポンと勝ち上がるよりは入着を重ねてくれる方がいいかもしれないと思うときもありますが、やはり勝てるときに勝ってほしいですね。


ちなみに、4歳春に連勝がストップしてからのもどかしい戦績など姉ワンミリオンスの戦績と相似(スケールは少々異なりますが)しているような気がしていますし、このあたりは血統なのかもしれません。


・生き物であること

ここ最近出資していたサンデー牝馬が2頭連続で6歳まで現役でしたし、この子も丈夫なはず、未勝利引退の危機を脱したからには6歳3月末まで走れるはずと勝手に思い込んでいましたが、やはり生き物。無事に走ってくれることのありがたさも最後に教えてくれたのかなと。


勝ち上がるまでは走ることに前向きではないように見えました。そして実は今でも走ることが好きではなかったのかもしれないけど、とにかく頑張ってくれて、色々経験させてもらってありがとう、とお礼が言いたいですね。


さて、サンデーはこの子が引退したら一区切りと思っていたのですが、繁殖入りできるようですし、生まれてくる子どもに出資するまでサンデーの会員を続けようかと思い始めていますウインク