朝20分続けてる | 神田勇哉のブログ

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フルーティスト 神田勇哉の日記




二期会オペラ 「蝶々夫人」 東京での4公演が無事に終わりました。



上野駅もこの10年でスッカリ様変わりしてしまった。



私は仕事の都合で今年は9月まで上野に通い続ける事になるのだが、


学生の時も、上野駅に毎日通っていたものだった…



東京芸大の大先輩に

竹澤栄祐さん、通称タケちゃん

って芸大でフルートの先生やってる人がいて 



上野の高校出身で、そのまま芸大、

そして院から博士課程までいって

結局 芸大の講師として就職…


計30年?40年も上野に通い続けているという

脅威の経歴。



これについて金昌国先生は

「そんなに上野が好きならそろそろ

ブルーシートをプレゼントされて上野公園に住むんちゃうか?」


なんて冗談を何回も言っていたが、

今考えると結構ブラックなネタだな…。笑


金先生の主催した記念のコンサートのプログラムのタケちゃんのプロフィール欄にも同様のネタを書いていたので、

SNSの無かった時代はなんでもアリの大らかな時代だった。笑






今回のオペラの指揮者はダン・エッティンガー氏。


時代が昭和ならきっと

「エッチンガー」と表記された事だろう。笑




彼は一応、元東フィルのナントカコンダクターらしい。


今で言うバッティストーニさんのポストだと思うが、

(この手の役職って、別になんの効力もなく、色々変わったり付け足されたりするからあんまし覚える意味はない。)


私の入団する前は東フィルは彼としょっちゅう

定期演奏会やオペラをやっていたらしい。


私にとっては共演は初めてだが、

彼の自然で、時にキテレツな音楽性は

共演しててとても楽しかった。






オペラの長いスケジュールの間は

その間に練習するレパートリーが少なくてよい。


特に6月〜7月頭は「神田勇哉アンサンブル」にエネルギーを使ってきたので、

一休みさせて貰えて良かった。



…なんて油断していたら 

光の速さで次の公演の曲を練習しないといけない時期がくる。



シンフォニーにバレエガラ、フルートアンサンブル…

そして自分のYoutube用の動画撮影会🤩


仕事とは別に自主活動も休まずに

どんどん自分を追い込んでいかないとね。