回復期では、
入院料が高く設定されているために、
取れる加算と取れない加算があります
そんな加算の中で、
入院時訪問指導加算
というものがあります
どういうものかというと・・・
患者に適したリハビリテーションを実施するため、患者の自宅等を訪問し、退院後の住環境等を評価した上で、リハビリテーション総合実施計画を作成した場合の評価を新設する。
入院時訪問指導加算 150点(入院中 1回)
[算定要件]
1 入院前7日以内又は入院後7日以内の訪問に限る。
2 回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者に対して、医師、看護師、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士の少なくとも1名以上が、必要に応じて社会福祉士等と協力して、退院後生活する自宅等を訪問し、退院後生活する住環境等の情報収集及び評価を行った上で、リハビリテーション総合実施計画を作成した場合に算定する。
1 入院前7日以内又は入院後7日以内の訪問に限る。
2 回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者に対して、医師、看護師、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士の少なくとも1名以上が、必要に応じて社会福祉士等と協力して、退院後生活する自宅等を訪問し、退院後生活する住環境等の情報収集及び評価を行った上で、リハビリテーション総合実施計画を作成した場合に算定する。
回復期の多くの病院は、
必要時に家屋調査にいくと思いますが、
その家屋調査では料金がもらえません
回復期としての持ち出しとなります
そんな中で、入棟前後7日以内の訪問で加算がもらえることになります
「0点」が「150点」になる程度ですが・・・
「0点」よりはいいんじゃないかってのは経営層に伝えられることです
家屋調査などは、
単位取得ができないため
診療をした方がいいって考えの病院もあるかと思います
ただ、これの期待される効果としては、
早期に家屋状況を把握することで、
①住環境に合わせた目標設定に活用できる
②早期に住宅改修に必要性を提案できる
③自宅退院の後押しができる
ってことかと思います
その結果として、
自宅復帰率の向上
リハビリテーションの質向上
セラピストのやりがい
に寄与していくと思います
正直、7日以内に家屋調査に行くのって一苦労ですよね
私たちの取り組みは不十分ですが、
算定に向けた調整をしていきたいと思います
いまさらではありますが・・・
同時に急性期との連携を考えていきたいです
入院前の面談など、
進んでいるところの話を聞きながら実践していきたいと思います
それでは、本日は、
「回復期で入院時訪問指導加算をなぜとるか?」
でした
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岩手からコーチングと管理を発信する理学療法士(PT)吉田