ラグビーフランスリーグ「TOP14」トゥーロンvsブリーヴの一戦を大畑大介さんと解説させていただきました。
深夜3時半からのライブ放送のため、始まるまでは眠気との戦い。。。
ゲームは、中堅のブリーヴ(昨季8位)が25-21で競り勝った。
トゥーロン(昨季2位)は開幕戦にTOP14に昇格したバイヨンヌに敗れ、第2節でポー(昨季11位)には勝利するもののアタックで、まだかみ合わずにいる状態。
トゥーロンは、ゴールキック100%の成功率をキープし続けるハーフペニーは必須であるが、トライが取り切れず、本来の力が出し切れていない。
今回ホーム初戦だったことを考えると痛い敗戦だった。
ブリーヴは、第2戦にスタッドフランセに勝利し勢いに乗って迎えたトゥーロン戦。
序盤からディフェンス、ブレイクダウンが激しく、反則ギリギリのプレーをし続ける。
ゴール前のチャンスで反則を誘い認定トライ(反則しなければトライになっていたと判断)を取りきれたことが勝因となった。
長いシーズンを戦う上で選手層の厚さが重要になるが、序盤戦をどう戦っていくかが最も大きなテーマになる。
準備期間が少ないことを考えると、ゲームの中で修正し、ストラクチャーを確立していかなければならない。
互いにハンドリングエラーが多く攻守の切り替えが多かったこの一戦は、フランスラグビーの華麗なプレーの裏にあるアグレッシブな戦いが大いに見られたゲームだった。
荒々しさと華麗なるハンドリングプレーとランプレー。後者が期待されるが、実は荒々しさが本来のフランスの凄みであり、ここで打ち勝たないと勝機を見出せない。
トゥーロンは、五郎丸が出場し活躍が期待されるが、フィジカル、メンタル面が充実しコンディションをしっかり整えてデビューでしてほしい。
WOWOWラグビー