最後の東名厚木健康センター公演


この公演の告知があったとき、私は「この場所に思い入れのある人、思い出のある人に行ってもらいたい」と思っていた。だから、参戦するつもりはなかった。


チケットの発売日すら把握していなかったその朝、会社へ行こうと身支度を整えていると、友人から「チケット買えるけどいる?」という連絡が。ならば!とすかさずスケジュールを確認し、夜の部だけお願いして取っていただいた。


※今日の視界はこんな感じ!


このチケットは、発売前日から現地に赴き、夜を徹して発売時間を待たなければ手に入らないほど貴重なもの。そんなチケットを分けてくださるなんて。私なんかに声をかけてくれたことが、ただただ嬉しくて。


※後ろを振り向けばテレビカメラ!放送日が決まればまた告知があるそう


そんな経緯で、この記念すべき最後の公演に参戦させていただくことができた。


純烈さんの飛躍の原点とも言える場所で、記念すべき最後のステージに立ち会えたことが、本当に嬉しい。


セットリスト


♫ 二人だけの秘密

♫ 奇跡の恋の物語

♫ キサスキサス東京

♫ 涙の銀座線

 ♫ プロポーズ


ーーーラウンドーーー

♫ 星降る街角

♫ 純烈一途

♫ あなたのブルース(曲が流れた)

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♫ ブルドッグ

♫ 白い雲のように

♫ ひとりじゃないから


最後の曲は、やっぱりこの曲「ひとりじゃないから」。誕生秘話と、この場所で出会ったという小泉今日子さんのお母様とのエピソードも、酒井さんのMCで改めて聞くことができた。



※2024年の武道館でのお衣装で登場!


※ますますスリムになっていく後上さん。ベルトの穴は1番細いところ。


これがラウンドの真骨頂!?


「ラウンドってこんなに楽しいんだ!」って、初めて思った。


温泉施設での公演は、浦安万華郷、那須塩原、ハナビヨリ、湯〜とぴあ宝、箕面大江戸温泉と5ヶ所経験してきたけれど、どこも普通のコンサートとほとんど差はなく、メンバーがひとりずつ丁寧に順番に握手してくれるというスタイルだった。


でも、ここ「東名厚木健康センター」のラウンドは全然違った。


※立ち見席経由でまず最後列に握手にやってきた後上さん。そしてカメラ目線⁈の新宮さん


※近づいてくるとやっぱりドキドキする!


※後上さんが通り過ぎると後上さんの方へ向き直し、また行き先が変わるとそちらへと視線を向ける。ああ大忙し。


※外は全く走ってなくルームランナーだけなんだとのことで、色白なお肌をキープ。お肌の調子もとても良さそう!もうすぐ披露宴だしねっ


※こんな感じのラウンド!会場にはあの曾我廼家寛太郎さんも。お元気そうでなにより。御園座へ行くことを伝えて写真も撮ってもらっちゃった!


↓曾我廼家寛太郎さんとのちょっとしたエピソードはこちら



※白川さんの後ろから酒井さんが近づいてくる!


 日焼けした肌が眩しい白川さん。グルショの写真をよく見ると、足の甲にはくっきりとサンダル焼けも。釣りを満喫してそう!


※握手だけではなく、コミュニケーションを取りながラウンドする白川さん


※タオルで汗を拭き、ファンへ手渡す酒井さん


※満席で立ち見席も用意されていた会場。熱気ムンムン!


あの白川さんが客席のタオルを受け取り、汗を拭いて手渡すというシーンを目撃できたほど!他の会場では、差し出されたタオルを拒絶する白川さんを何度か見かけていたから、そんなことは受け入れないのだろうと思っていた。でもこの日は、ご機嫌な様子でタオルを受け取り、頬を拭う貴重な姿を見ることができて、すごく嬉しかった。


そして酒井さんは、回る先々で差し出されるタオルで顔を拭い、股間に当て、大爆笑と共にタオルを返却するという大サービス。そんなわちゃわちゃしたラウンドが、とっても楽しかった!


なぜだかこの日は、前方のお座敷席には回らず、テーブル席のしかも後方席あたりをメインにメンバーが回っていた。その付近の座席だった私は、何度も近くを通り過ぎる後上さんを見ることができて、とってもラッキーだった。テレビの撮影が入っていたせいかな。


こうして、純烈さんの「スーパー銭湯アイドル」という代名詞の所以となった「湯及泉 東名厚木健康センター」での最後の公演が終わった。この距離感と親密さは、きっとここでしか味わえないものだったと思う。



初めての場所での発見


初めて訪れた温泉施設だったからこそ、また新たな純烈さんの姿を見ることができたように思う。その場で求められる空気感を受け止め、精一杯ファンサービスとして応えてくれる、そんなところがとっても素敵だった。


初めての空間で、でもこれまで色々な施設で見てきたからこそ違いに気付けたのかも。白川さんのふるまいも、酒井さんの語り口も、この場所への思いが引き出したのかもしれない。



※「ひとりじゃないから」で幕は閉じた。



人生のご褒美としての推し活


そして今回、チケットを取ってくださったマダムをはじめ、いつも仲良くしてくださるマダムの皆さんには、心から感謝している。


息子さんやお嬢さんを立派に育て上げ、社会に送り出し、今は余暇を思う存分純烈さんの推し活で楽しんでいるその姿は、まさに人生の先輩としての理想像。いつも心に余裕があり、心配りが半端ない。


私もいつか、あんなふうに活き活きと、人生のご褒美として推し活を楽しめる人になりたいな。まだまだ道半ばだけれども。