年末年始を我が家で共に過ごした愛知県在住の両親。

 

両親にとって最愛の孫である我が息子から、友達と初詣に行きたいから愛知には帰省しないことを告げられると、孫の顔見たさに我が家までやってきた両親。年末年始の数日を一緒に過ごすことになった。

 

東京駅まで車で迎えに行き、自宅までの車中でいつものごとく純烈をBGMにしていると、母が突然「これって純烈じゃない?」とまさかの発言。そして「岩ちゃんも最近やっと馴染んできて、最初の頃よりだいぶ良くなってきたね」と、2度びっくり。私は岩永さんの加入当初の様子は知らないし(2023年7月からのファン)、岩永さんのことを「がんちゃん」と呼ぶ馴れ馴れしさにも驚いた。

 

そこから車中で純烈話に花が咲く。「お母さんもね、◯◯さんにね、御園座の公演、何度も誘われただよ。ただ農協がバス出さないっていうから行かんかったがね。」だとか「白川さんは歌がエライ上手、お相撲さんだったんだよ、しっとった?」「リーダーの声がきれいでおしゃべりが上手だし、よう頑張っとる」とよくご存知の様子。なので、もしも両親が興味ありそうならと年末に中日ホールのチケットを3枚ゲットしていた話をしてみたところ、「なら行ってみようかね、お父さん」とあっという間に話がまとまった。

 

そこからはおせちの用意を母と一緒にしながら、レコード大賞を、そしておおみそかには紅白歌合戦を、家族揃ってテレビの前で見入った。「そろそろ出番だよ」と母、「今、チラッと映ったよ」と息子、「4人組かね」と父、「ディナーショーに大阪まで行ってるんですよ」とさりげなく告げ口する夫。「おばちゃん、純烈なの?私ミセス」という姪っ子などなど。「紅白、ワンコーラスだけだなんて酷過ぎる。純烈が可哀想すぎる」という私をみんなでなだめてくれたり…。そんな純烈色の濃い年末を大切な家族と一緒に過ごせるのはなんとも幸せな年末年始となった。

 

そしてついにやってきた中日ホールのこけら落とし公演の今日。実家に2日前に帰り、父と母に新曲の話をしたり、コンサートのエピソードを伝えたり、なぜ私が緑の服を着て帰省したかなど布教活動は順調に進み、中日ホールへと向かう。父79歳、母74歳。名古屋のど真ん中に連れていくのは少し不安もあったが、父も母もとても楽しみにしている様子で、見ていて嬉しかった。

 

初純烈の父と母、なんと最前列での観賞。私の初純烈も最前列からのデビュー。私と同じく両親がどハマりしちゃうかも!と、淡い期待を抱きながら、中央よりの席から母、私、父と座ることとした。

 

そういえば実家の近所のホールに北島三郎が来たとき、ちょうど「与作」が大ヒット中の頃だったから私が小学校に上がる前の頃だけど、親戚一同で最前列で観賞したことをちょうど今思い出した!そんな北島三郎が書いた曲を、大好きな純烈さんが歌うのを両親と見られるなんてなんだかご縁を感じてうるっときてしまう。

 

5分遅れでショーが始まった。いつもの出囃子が流れ、メンバーが右袖から登場。



※「夢みた果実」で始まった!


※ダンスが色っぽい!


※このお衣装、見られて幸せ!


ーセットリストー

♫夢みた果実

♫だってめぐり逢えたんだ

♫プロポーズ

 

〜ラウンド〜

♫星降る街角

♫私祈ってます

♫よせばいいのに

♫ラブユー東京

〜〜〜〜〜〜

 

♫言葉足らずのメロディ

♫勇気のペンライト

♫白い雲のように

♫純烈魂

 

 

今日はなんと4月3日発売の新曲「夢みた果実」のジャケット写真で着用している新しいお衣装でご登場の純烈さん。初お披露目とのこと。まさかこのお衣装、生で見られるとは思っていなかったので本当に嬉しい!中の黒のシャツは透け透けなんだと岩永さん談。


※両親はすっかり酒井さんファンに!


※スタイル抜群の岩永さん かっこいい!


※パステルカラーのお衣装が可愛い!

 

今日は「夢みた果実」で酒井さんのハットをゲット。今日は放さなかった!ハットを取りにきた帰り道に父にそのハットを一瞬被らせてから去っていった酒井さん。父、ご満悦。62cmと書いてあってその横に紫のシールが中に貼ってあったのを確認できた。

 

ラウンドでは、白川さん、岩永さん、後上さん、酒井さんの順に握手ができた。そしてメンバーに父と母を紹介することもでき、私としては今日のミッションクリア。酒井さんには全員目が細いねとのリアクションをいただき、ひと笑い。両手を差し出す母に満面の笑みで応えてくれるメンバーにご満悦の母。

 

そして「言葉足らずのメロディ」を歌ってほしいな、父と母に純烈さんを通して感謝の気持ちを伝えたいな、伝わるといいなと思っていたら、ラウンド後の1曲目に登場!私の両サイドに座る母と父に素敵な曲だからしっかり聴いてねというと、母も父も頷いてまっすぐ前を見ながら聴いてくれているようだった。両親は本当に「強い母、優しい父」なの。いつも私が人生の岐路に立ったときは温泉に連れて行ってくれて母と湯船の中でたくさん話をした。そして父はいつも私の一番の応援団長で私が決めた道を自らの足で切り拓いていけるよう見守り、そっと背中を押してくれた。少し遅れちゃったけど、金婚式を迎えた両親にささやかなプレゼントができたかな。

 



※目の前の階段を昇ってステージに戻る岩永さん


※まっすぐな眼差しとほっぺが可愛い後上さん


※このお衣装には白いシューズなのね!


※いつでもどの角度でも美しい白川さん


と、今、帰りの東京行きの新幹線の中でブログを書いているんだけど、なんと白川さんと岩永さんが同じ車両に!ドキドキしちゃって眠れない、どうしよう!