私にとって今年の見納めとなるこのディナーショー。

 

2週間くらい前から、どんな洋服で行こうか、バッグと靴はどうしようか、ペンライトはどうしようかなどと、ちょっと時間ができると仕事中でもすぐにそんなことが頭を支配してしまうという、完全に恋する乙女になってしまっていた私。やっぱり1ヶ月も生・純烈に会えないと禁断症状的なものが出てきてしまうのかも。

 

色々と考えを巡らした結果「きっとクリスマスらしくシックなお衣装で登場するだろう、多分黒いキラキラのお衣装!」とヤマを張り、私も黒のドレスを着ることにした。11月のツーショット撮影会では予想が大当たりで、まるで恋人同士のようにリンクした装いで一緒に写真が撮れ、すごく嬉しかったことが記憶に刻まれているのだった。だから洋服選びは私にとって大事な作業であり、またとてもワクワクするものになっている。


※気合い充分。マジシャンではありません。

 

受付時間の16時30分になると、会場前は着飾ったマダムたちで溢れ、少し派手だったかなと内心ドキドキしていた私だが、そんな心配は無用だった。どのマダムもきっといつもよりも少し張り切った装いのようで、それでいて背筋をピンと伸ばし、臆することなく、意気揚々と闊歩している。そんなマダム達に勇気をもらい、私も光琳の間へと向かった。

 

宴会場には10名卓のテーブルがおそらく40テーブルほど並んでいたと思う。ざっと400名くらいの規模。コンサートだと1000人くらいの会場が多く、那須が約270名、浦安が約160名だから、ラウンドは期待できそう!と皮算用。いやいや期待をするとそうならなかったときの落胆は果てしないということを明治座で学んだはずと気を取り直し、同じ空間で同じ時間を共有できることにただただ感謝という気持ちで席に着く。


※25番テーブル。会場のど真ん中の良席でした!


カップルで来ていらっしゃる方がコンサートより多く、私のテーブルには2組のカップルがいらっしゃった。どちらも初純烈とのこと。エンターテイメントがお好きで数々のディナーショーに出向いているとのことだった。


その他はひとり参戦が私を含め4名と、お母様とお嬢さん揃っての観賞というなんとも羨ましい親子さんでの10名のテーブル。


食事が始まると、一気に緊張も解け、すっかり前からお友達だったように会話が弾む。誰推しでいつからファンで、どんなところが素敵かなんて、どのマダムも澱みなく饒舌に語る。そして「わかる〜!」という共感の嵐。スパークリングワインも手伝い、一気にボルテージは上がり、おしゃべりが止まらない。そうこうしているうちにあっという間に開演の時間だ。

 

いつもの出囃子がかかる。胸が高まる。舞台に注目する。


見慣れた水色のお衣装だ!私の初・純烈のときのあの去年の紅白のお衣装。予想は外れちゃったけど、私にとって特別なお衣装。今年の見納めがこのお衣装だなんて感慨深い。

 

ーセットリストー

♫プロポーズ

♫勇気のペンライト

♫レッツゴー!ラブユーチェンジ!

 

〜〜〜〜〜〜ラウンド〜〜〜〜〜〜

♫君に会うために(後上さん)

♫やっぱ好きやねん(酒井さん)

♫汐風ららばい(岩永さん)

♫ひとりじゃないから(白川さん)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

♫愛が裁かれるとき

♫言葉足らずのメロディ

♫だってめぐり逢えたんだ

 

今年1年で282回か284回のステージだったと酒井さん談。そのうちの12回を一緒に過ごさせていただき、純烈のことをよく知った気になっていたけれども、猛省。初めて聴く曲が3曲もあった!

 

1つ目は「レッツゴー!ラブユーチェンジ!」。勇気のペンライトからのこの曲。元気が出る曲が繋がり、いつもよりもアイドル感が強いセットリストでとても新鮮だった。

 

2つ目は「君に会うために」。イントロからクリスマス感溢れる曲で、うっとりしてしまう後上さんの歌声。歌詞やコーラスはユーモア溢れるもので楽しい気分になる。まさに今日のディナーショーにぴったり!

 

そして白川さんの「ひとりじゃないから」。白川さんの優しくてきれいで甘い声にぴったりの歌詞でますます白川さんが眩しく見える。


※本日ラウンドで握手2回、手も振り返してくれた岩永さん。


※体調不良とYouTubeのライブ配信でこの日の昼間語っていたが元気そうで一安心、さすがプロ。


※市川で観たときから虜になった「愛が裁かれるとき」


※こんなに素敵なのに気さくな白川さん


※この一瞬が頑張る力になっている!ありがとう、後上さん。


まだまだ私の知らない純烈がたくさんあるよと初心に戻るそんなセットリストだった。


初めて聴く曲があると本当に嬉しい。家に帰ったらすぐにプレイリストを作るのだ!そしてランのお供にするの。走る気にならない日も純烈の歌声が私の背中を押してくれる。この今日のステージの高揚感を思い出させてくれ、足を前に進ませてくれる。

 

そしてあっという間の1時間。

 

最後の曲「だってめぐり逢えたんだ」の前に、レコード大賞と紅白への意気込みをメンバーひとりひとりから聞くことができた。その中でも白川さんのお母さまのお話「脳梗塞で倒れてしまった母ちゃんへ、母ちゃんがんばれって歌うんだ」っていう言葉に思わず涙が。白川さんのその飾らないお人柄、母を思う気持ちが心に沁みた。お母さまは今はとても大変なときだろうと思うけれども、こう思って仕事に邁進してくれている息子さんがいらっしゃって本当に幸せだと思う。

 

そして酒井さんからは「レコード大賞と紅白とで『だってめぐり逢えたんだ』を歌うが、それぞれ尺が違うからイントロの長さや振り付けが少しずつ違っているところが見所」とのこと。29日にどちらもリハーサルがあるんだって。27、28日はOFFとのことだから、年末最後の大仕事に向けて心身のメンテナンスをされるのだろう。しっかり休んでいただいて美味しいものをたくさん食べてたっぷり寝ていただき、またキラキラとした姿で私たちを魅了してくれることを期待しつつ、そして私たちファンのためにいつもありがとうと感謝を伝えたい。

 

年末年始は私の両親が我が家に滞在する。その間に一緒にテレビを観て、たくさん純烈の魅力を伝え興味を持ってもらい、そしていつか両親と一緒に生・純烈観賞をしたい。


2024年の目標は決まった!