私が昨年、手放し解放されたこと、それは「白髪染め」だ。
手放し、あるがままの自分を受け入れたら、自由になった。染めるために美容院に行く時間と費用から、伸びてきた部分を鏡の前で確認する時間から。
若さって全身から伝わるもの。
姿勢や顔のシワや声や歩き方から。
髪だけ染めて若作りしても、老いは私の全身から醸し出ている。
そんなことを道行く人を見て、はっと気付かされた。若さを取り繕う醜さまでも自分自身に感じてしまった。
↑2021年の11月の写真
染める染めないは人それぞれで、人それぞれの事情や考えがあるからどちらでも良いと思う。
ただ私は白髪染めをやめて「自由」を手に入れた。
伸びてくる真っ白な髪が嬉しい。
染めた部分がまだ少し残っているが、この先、全部の髪がありのままの色で育っていってくれるのが今から楽しみである。
残念ながら白髪率は50％ほどなので、完全なシルバーヘアにはほど遠いけど今後の変化を楽しみたい。