サルト・サーキット | ユワサの市街地サーキット解説教室

ユワサの市街地サーキット解説教室

F1と市街地サーキットをこよなく愛する私、ユワサがお贈りするこのブログ。
そのサーキットの第一印象などを書いていきます。

第三回目はフランスのル・マンにあります「サルト・サーキット」です。
(水色がコース、赤がピットレーン)

{5860B334-0C14-4C67-ABC0-DE93F32F1E22:01}

モータースポーツファンなら知らない人はいないでしょう。
世界三大レースの内の一つ「ル・マン24時間耐久レース」が開かれる会場であります。
では、第一印象です。「一周は長いが故に色んなコーナーの種類があり、マシンの性能とドライバーの腕が試されそうなコース」です。
地図を見るだけでもフェア・パークやアデレードとは違って圧倒的に一周が長いのは分かりますよね。
このコースはリアルレーシングシミュレーター「グランツーリスモ」に収録されているので、自分はこのコースは走り慣れていますが、直線区間でのシケインが邪魔で仕方がない...(2km以上のストレートを持つサーキットは認められないというルールにより設置)
因みに、ゲーム内ではシケイン無しのレイアウトも走れます。

レイアウトとしては、まずパーマネントサーキットの「ブガッティ・サーキット」の一部を利用した比較的狭い区間があり、そのあとは直線やシケインを抜けていきます。そこでは恐らくスリップストリームを使ったオーバーテイクを見られることでしょう。
そして、走っていて一番楽しい区間「ポルシェ・カーブ」はまるで鈴鹿のS字を走っているかのようにアンダーステアがマシンを襲い、その中での次のカーブに備えたブレーキングは繊細にかけなければホイールロックは免れないでしょう。
そして、「フォード・シケイン」は減速をしっかりしないとら2つ目のシケインでラインを失うorホームストレートでの初速を捨てるかの2択になります。
その中でドライバーは朝昼晩と戦うわけです。見てる側も、走る側も非常にエキサイティングなコースなのだと思います。
私がこのコースを大好きであるが故に文は長くなりましたが、お許しください。

因みに「ブガッティ・サーキット」は現在、MotoGPなどで使われており、過去にF1GPも催されていました。